2010/01/21

2007/01/17 Odo10,061kmでF650GSにAnakee装着

2007/01/17~21
Odo10,061kmで1万km点検に出した。
Touranceはまだまだ走れる、って言うか恥ずかしくなるくらいショルダーを使ってない。
どちらかと言えばフロントの方が満遍なく減っていた。
フル角Uターンの練習とかが利いたのでは。

タイヤのインプレッションレポートを拝命したので、バルブクリアランス調整とかでピットに預けるついでに、Touranceを外したらAnakeeを組む前にバランサーに掛け、タイヤを組んだ後はバランス不要、耐荷圧まで加圧して充分ビードが上がるように出庫日までタイヤを成長させる、という特殊な工程を頼んだ。


比べて観るとタイヤの設計思想が異なるのが良く解る。
Touranceはショルダーまでグルービングの深さがほぼ一定だけれど、Anakeeはエッヂに向かって浅くなっている。
どちらもクラウン部の中心から外に向かってグルービングの幅が広くなって行くので排泥性に差はないように思うけれど、どちらかと言えばAnakeeの方がオンロード寄りのように思う。

で実際走ってみると、フロントはエッヂをめくることになる…
装着後駐車場を出るまでの僅か10m程で違いは歴然とした。
グルービングがハッキリしているTouranceはブロック各々が一足の靴で、一歩一歩進む毎にコツコツと両手に感触が有ったが、オンロード寄りのAnakeeは鐵輪を履いたかのよう。
路面の継ぎ目や轍乗り越しに敏感に反応する分、体重移動がシビア。
転回時も舵角の切れ込みが速い気がして、慣れるまで少し怖く感じた。
しかし速度が乗れば至極快適、不満といえばスタンディングスティルがし辛いこと位。


[国道122号線][国298][国17バイパス][笹目橋][環8][国20]と敢えて渋滞路を遠廻りして発進停止を繰り返し、シーラーを剥がそうと努め、行きつけの「イタリアンダイニング ラルゴ」まで44km走って土砂降りの初日は終了。

21時から午前1時の閉店までゆったりと食事をして、他の客が帰ってからバイク談義やら何やらでオーナーと5時まで盛り上がった。
一滴も呑まないのに話題が途切れないのもバイク仲間の健全で良いところ。

寒かったがひと雨来た後で凍結の心配は無かったから午前5時にバイクを出したが、廻りに2輪が走っても跨り系は見ない。
また距離を稼ぐため前の晩のルートを逆行、途中環八トンネル内で立ち往生の車にJAFを呼んで救済して、給油して自宅に着く頃には薄着が祟って冷え切っていた。
気象台によると3.5℃。

昼過ぎまで熟睡。
寒くてレポートどころではないので「ヒーター機能付きスリーブレスジャケット」を購入、涸沼(ひぬま)湖畔「うなぎや」まで寒蜆汁を食べに行くことにした。
100km程ではひと皮剥ける気配も見せないので一般道経由。
[国122][国298][国6]経由で水戸市内を抜けて、夕食は「かばやき定食汁大」
鰻の旨さもさることながら、薄紫に螢光を発する澄まし汁は格別。

日没後数時間経て流石に寒くなって来た。
5℃を切ると体が拘張って危険極まりないのでベストに電気を通すことにした。
ポカポカで驚くほど快適だが少々大きい。
StreetGuard2Suitのインナーライナーの中でしわがよっているのが判る。

[国50]佐野[国4バイパス]経由で帰着。
この270kmで30km/Lであった。

走行100km程度までは細かい横揺れをハンドルバーに感じたが、恐らくは2日程度加圧した位ではビードが上がらなかったのだろう、タイヤが成長してからは全く振れなくなった。
それどころかエンジンの振動が如実に感じられる程に。

タイヤは制動で減るのも検証出来たようである。
後輪は加減速で既に本領発揮のようだが、前輪は加硫釜焼き金型の空気抜き痕の髭が無くなるどころか金型合わせ目のバリまで残っている。
これまでで353km。
直近268km燃費は30.6km/L、その前の360kmが25km/Lだから大人しく乗ったとは言え、イメージ通り転がり抵抗軽減。

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