2010/05/24

2010/5/23 BMWMotorradメトロディーラーサーキットミーティング

2010/5/23
BMWMotorradメトロディーラーサーキットミーティングに行って来ました。

朝から生憎の雨で、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイは第1コーナーの先、下り右カーブの先の右タイトコーナーと、スピードの乗る最終コーナーの手前が川のようになっていて、立ち上がりでラフにスロットルを開けるとパワースライドする程でしたが、先導有り基本追い越し禁止のお蔭で誰一人転ぶことなく無事にイベント終了。
午前中の諸注意と笑いを交えた座学で「土砂降りでサーキットを走る機会なんて滅多にないので楽しんで!」と仰る山田純さんの言葉どおり、ラフにシフトダウンしたら内圧コントロールバルブ着けた甲斐無くリアハーフロックでテールスライドするなど笑ってしまう程楽しめました。

ドライでブーツをバンクセンサーにする位に考えていたのは私だけではなかったようで、グルービングがタイヤエッヂまで繋がっていないタイヤを履いて来たオンロードスピードモデルはハイドロプレーニングに悩まされたようです。

最新鋭のS1000RRも例外ではなく、DTC:DynamicTractionControllerが効きまくりだったそうです。
K1200Sに目の前で2輪ドリフトされると流石に焦りまして少し後退すると、サッサとパスせい!って手を振られました。
GS3台を引き離そうとして頑張るのに全く距離が拡がらないので譲ってくれた方を更にパスしてフル加速するとこちらもテールスライド。

ホームストレートでメーター読み140kmphまで出してみましたが、尻をフリフリ真っ直ぐ走りません。
体感速度は120kmph位でしたが、μが低い路面でリアホイル計測のバイクって実速度が解り辛いですね。
しかし時間雨量100mm台風並みの豪雨に祟られながら東名高速で100kmphキープした経験が活きました。
それでも第1コーナーでズルッと来て、セイフティゾーンに立入ったら廃車ですよと脅されたとおり侮ってはいけないのを実感。
それにしてもTouranceEXPは良いタイヤです。
川のように流れる水溜りでパワースライドしても直ぐに立ち直ります。

何はともあれインストラクターとタイヤのグリップと破綻とについて話をする機会も得られ、またKarooの方が少しばかりオン寄りに設計されたKaroo(T)よりもスピードレンジが高い訳を山田純さんに教えて戴くことも出来て、悪天候ながら充実した1日でした。
Karooはラジアル、Karoo(T)はバイアスタイヤなんだそうです。
キャラメルの粗さだけでなくてカーカス構造の違いも有って圧倒的にKarooの方がオフ寄りな訳ですね。

クローズドサーキットは対向車無し飛び出し無しでライディングに集中出来ますので、ホンとに良い練習になります。
などと言いつつ20分間3本走り終えた頃には左膝の古傷が痛んで真艫に立っていられなくなりました。
いい気になって走ったので罰が当ったのかも。
GSChallengeが自分に取っては今年のメインイベントなのに…。
暫く養生せねば。

2010/5/22 Twitterで知り合ったライダーを?に?ストーキングしてみました

2010/5/22
Twitterで知り合ったyuyangさんと仰る方が同じくR1200GS-Aライダーなのですが、減ったタイヤを換えるのに何が良いかと悩んでらして、ひと転がりしかしていないKaroo(T)をYahooAuctionでゲット、静岡から自走で積んで「speed☆star」で装着なさり、Zumo550を「けいそくせいぎょ」で取り付けて貰うと仰るので押し掛けてみました。
ストーカーですね。

Speed☆Starには私も用事が有りました。
ホイル修正についてです。
過日「イオ・ホイールサービス」で充分に振れ取りして貰ったクロススポークホイルですが、リムが変形していて完璧ではありません。
訪ねて尋ねると残念ながらスポークホイルは修正が利かないのだそうです。
ハブの精度が充分であればシャフトセンター出しから歪んだリムも真円に出来るそうですが、スポークホイルのリムはどうにでも歪んでしまうので単体では修正不能とか。
BMWMotorradJAPANが振れが出たら丸ごと買え言われるの致し方ないのですね。
どこかに冷間鍛造でリムだけ真円にしてくれる工場無いですかね。

yuyangさまのタイヤ脱着は開店直後30分程度で完了されたとか。
2輪タイヤプロショップは流石に速いです。ディーラーじゃそうは行きません。
そんなにしょっちゅうタイヤ組みませんからね。
ましてや空気抜いてもサイドウォールだけで300kg近い車重を支えることが出来るとMetzelerが誇るビッグオフタイヤでは、です。

こちらが環八沿道の建築工事渋滞にハマってる間にyuyangさまはブランチを済ませてしまわれました。
Twitterのタイムラグもあって昼食の誘いが間に合いませんでした。
それでも嫌な顔ひとつせずに「マウント・フィッシュテール」に付き合って下さいました。
気さくで明るい方でした。
yuyangさまがオフ会ツーリングで知り合われたというご夫妻のご夫君は水沢饂飩ツーリングでお留守だそうでしたがご夫人がお近くにお住まいで合流。
大混雑商売繁盛?けいそくせいぎょの待ち時間の半分は楽しく消化。

けいそくせいぎょに戻ってみるとアルピンホワイトR1200RTのZumo660装着が作業完了して出発するところで、Zumo550装着は次!社長とyuyangさまはmixi繋がりだそうでしたが、あれこれ話をしている内に装着完了。
そうこうしている内に昔馴染みの呑み友達が目黒で待ってるから来いとメールを寄こしたのでソフトドリンクで中華料理に付き合うことにして、お先しました。

中国大陸旅行にハマってるらしく、もうひとりの連れと現地の小学生向けの中中辞典片手に店のネイティブに話し掛けたり。
万年筆が欲しいと言い出して、駅ビルの文具店に。
TVチャンピオンに出て以来です、筆記具薀蓄傾けたのは。
ボールペンはお勧めが有りますが、万年筆だけは持ち主の書き癖に有った物でないと…。

そんなこんなで無茶苦茶暑くて熱くて濃い1日になりました。

2010/05/17

2010/5/16 大観山BMW試乗会で親友と遭遇

2010/5/16
BMWMotorrad神奈川静岡所在ディーラー共催の大観山試乗会に行って来ました。

心配した首都高大橋JCTのトンネル渋滞も全く無く順調。
途中右から軽自動車が合流して来て幅寄せされました。
別にぶつけられても痛くも痒くもないので避けませんでしたが、助手席の女性が気付いて慌ててステアリングを切ったために暫く蛇行。
2車線変更はいけませんね。
良く見ないと。
接触していたらこちらは無傷であちらはトンネルの壁に激突していたでしょう。

相変わらず東名は交通量多いですね。
海老名SAはバイクで溢れかえっていたので停めずに素通り、御殿場ICに向かいます。
右ルートで白くて大きいのが猛スピードで迫って来たので減速して左に回避したらレクサスでした。
独り乗車なので覆面では有り得ません。
暫く追走することにしました。
右に左に車線変更しながらぐんぐん抜いて行くんですけどホンとに下手なドライバーでした。
ステアリングの切り方をご存じないようでコーナーリング中は絶えず小刻みに蛇行してました。
サイドスリップ抑制機構が着いたレクサスでなかったらスピンしたかもです。
そんでもってオーバーフェンダー着けた真っ黒なベンツをぶっちぎったので、そいつが怒ってフル加速。
来ると解っていても車線外に幅寄せされると心穏やかではありませんね。
レクサスと私の間に割り込んだのが、ミラーに私のヘッドランプが大映しされて初めて気付いたらしく、スリップストリームに入って暫く走っていたら申し訳けなさそうに譲ってくれました。
で更にレクサスを追走。
覆面がおとなしそうな車を停めて三角表示板を出している脇を結構なスピードで抜けて、白黒に取り締まられた車の脇も抜けて。
御殿場手前の登坂車線で抜き去ったらついて来ませんでした。
後ろから見ていると良く解りますが、下手なドライバーは前しか見ていません。
それこそ合流地点は4車線前後左右の車の挙動を感じて空いてる処に入らないと速く走れないし、割り込んで後続車にブレーキを踏ませたら最悪です。
レクサス買える程のお金持ちには気持ちにもゆとりを持って貰いたいものですね。

で御殿場ICで降りて乙女峠を登ります。
途中までは全く前に車が居なくて快走出来ましたが、先頭観光バスの6台車群に追いついてからは只管対向車線のツーリンググループに手を振るまったり速度。
信号待ちでパスさせて貰って芦ノ湖北畔に向かいます。
右ウィンカーを出して左に路駐する珍しい車に困惑しましたが、あとはずーっと片手運転で対向車に手を振って快走。

芦ノ湖を後にして大観山に向かいます。
Ducati999sがコーナーリング中にスロットルを緩めてしまうので、転ばれて巻き添え喰らうのも癪なので抜くことにしました。
どうもリアタイヤがギャロップしてサイドスリップ起こすのが不安で仕方ないようです。
路面はドライなんだから、ギャロップギャロップでグリップグリップスリップグリップのリズムでテールスライドしたら楽しいのに。
右コーナーを抜けて次の左コーナーに入る前に右に膨らんだので左から抜きました。
まぁ礼儀としてクラッチ切って右手で挨拶。
惰性で登り減速しないで済む程度の速度ですから。
そのまま左コーナー抜けたらどんどん遠ざかって行って3つめ位で見えなくなりました。
オフロードバイクに抜かれたんでプライド傷付いたでしょうけどGSはバンク角深いので下手なSSより速いですから。
頑張ってDucati乗りこなして下さいね、って感じです。

で見込み通り10時に大観山に到着。
S1000RRは75分待ちでした。
普段は朝練終わって大観山に寄ると試乗会の準備を始めた頃で「乗ってって下さいよ」ってなるので待つのは初体験です。
折角なので遅めのブランチを摂ることにしました。
ラーメンって気分じゃなかったのでカツカレー。
カツは挙げ立てですが味は…。
紅茶は旨かったです。

食べ終わる頃メールが届きました。
親友からです。
娘乗せて大観山に来てるよ、って。
奇遇です。
折角だからBMW試乗して行かない?って訊きましたが、上がりはBMWだけど未だ川重で充分と遠慮します。

S1000RR
R1200RT,R1200GS,K1300R,F800R,F800ST,F800GSも持ち込まれていましたが私も買いもしないのでお目当てのS1000RRだけ乗せて戴くことにします。
機能説明時にトラクションコントロール停止させる方法を尋ねましたが、利くようなコンディションでないからそのままどうぞ、ですって。
駐車場を出て箱根新道芦ノ湖大観ICまで下り。
タイトコーナーノーブレーキで突っ込んでフロントABS効かせてみましたが握りゴケしそうにない繊細な反応でした。
芦ノ湖大観から箱根峠まで箱根新道の無料区間を登って伊豆スカイライン方面に尾根を快走、100円区間はディーラー負担です。
その有料区間に入ったらやたら前の4台が離れて行くのでレーシングモードで右手首を返してみましたら、トラクションコントロールが利いてテールスライドしません。
後ろのK1300Rが見る見る遠退いて行く加速感を味わうことは出来ましたが、なんだか出来過ぎの感です。
右手首返して無駄なく加速、ブレーキガッツリ掛けてABSで安全に減速、これじゃ巧くならないですよね。
腕を過信して無理なライディングして、安全装置が破綻したら大事故即死、なんてことにならないと良いですけど。
サーキットで乗ってみたくなりました。
次の日曜日の袖ヶ浦が楽しみです。

戻って来て、この後どうする?
18時までに帰りたいし沼津で飯にしよう。
で伊豆スカイラインを亀石峠まで走って西伊豆海岸線を北上することにしました。
次の休憩地は道の駅「伊豆のへそ」
ボーっと走れる速度で春の風を愉しんでいたら黄色線で4輪を抜けない3台の2ストレーサーレプリカに追い着きました。
白線になった途端に1台1台抜いて行きますが、ライン取りが下手です。
ありゃ危ない。
2輪事故が多くて通行禁止案が出るの解ります。
天城峠まで行っても10分は違いませんから。
自分が乗ってるバイクの性能全部引き出して乗ろうっての止めませんと、ホンとに通行禁止になってしまいます。

道の駅で小休止、ほぼ真西に太平洋にでて海岸線を北上、沼津市内は混雑してましたので、幹線道路を避けて沼津港へ。
14時過ぎてましたのに漁港やたら混雑してます。
食事処「魚河岸にし与」は流石に客が全てはけてました。
和太鼓を披露するイベントが有って混雑してたんだそうです。
鮪の剥き身を海苔巻きにして食べつつ、主菜を待ちます。
喰い切れない程喰って終了。

東名に乗ったら大井松田から横浜町田まで30km渋滞と出ました。
海老名SAで休憩するとしてそれまでの15kmすり抜ける間に事故と故障車が。
いずれも路肩に寄せられていましたので見物渋滞です。
海老名で小1時間休憩していても全く渋滞が緩和される様子がないので諦めて再出発。
横浜町田には障害物が有りませんでした。
下り線で炎上した乗用車を3台の消防車が鎮火したところでした。
横目で見て通り過ぎる位にしておけば良いのにわざわざ減速してしげしげと見る、前が空いて慌てて加速する、この繰り返しです。
30km後方のドライバーに映像電送したら暴動起きかねません。
高速道路の脇見運転を無くす妙案は無いものでしょうか。

東京ICで左右に別れて私はNAPS世田谷店へ。
最近取り付けた車載カメラが脆弱なブラケットのお蔭で動画を見るに堪えないのでガッチリネジ止めするための素材を探します。

「AntiquesCafe」で軽く食事して実家に寄って老母の様子を看て、午前零時前に帰宅。
371km本日も無事に感謝。

2010/05/16

2010/5/15 ツインリンクもてぎ本田技研試乗会~涸沼の蜆

2010/5/15
ツインリンクもてぎ南コースの本田技研試乗会に行って来ました。

東北道北関東道の友部JCTから昔なら宇都宮上三川ICで降りて芳賀町を抜けるか真岡ICで降りて益子を抜けるかでしたが、水戸まで繋がったっていうんで、桜川筑西ICで降りてみましたら、あらら国道50号じゃありませんか。
東に行き過ぎた訳ではありませんが南下し過ぎ。
県道286号線を北上しましたが、怪我の巧妙アップダウンもヘアピンもある意外と楽しい道でした。
現地に到着したのは拙宅を出て2時間30分後10時丁度でした。

首都圏から近いこともあって宮城菅生とは比べ物にならないほど集まっていましたが、混乱も無く来場者皆整然と並んでいます。

CB1300SF
受け付けからCB1300SF乗るのに1時間。
先導スクーターの直ぐ後ろで車線内スラロームして本田屈指の出来を再確認しました。
ステップ擦っても転ぶ気しないバランスの良さ、限りなく滑らかなエンヂン、廻していないからか残念ながら痰が絡んだような排気音でしたが、フラッグシップだけのことはあります。
VFR1200Fがフレーム剛性高くてカチッとした乗り心地なのに対して、適度にしなる感じも好きですね。
普段オフロード車に乗ってるからかも知れませんが…。
 試乗を済ませたらスラロームご遠慮下さい、と諭されました。
コーナーリング性能が知りたいのに、何のための試乗会か解りません。
速度制限は無いのでムチャなスピード出している人はとがめられません。
でも試乗停止を喰らうと来た甲斐がなくなるので従うことにしました。
試乗会場にパイロンスラロームコース作って欲しいですけど、それはそれとして先日菅生で試乗したCB1300STあれはCBじゃない!と言われるひとの気持ちが解りました。
ライポジは違うし直進安定性は違うし全然別物ですね。
ST乗りがSF乗ったら体重移動入力し過ぎてコーナーで切れ込むかも知れません。

CBR1000RR
更に40分待ちでCBR1000RR試乗。
最後尾のはABS無しでした。
前に出てガッツリ踏んだらツーって(笑
スラロームやめて!と言われたので良い子の手本になるように、発進して2速に入れたらそのままオートマ、停止まで左手を腰に当てて走ってみました。
流石は本田!ステアリングが素直です。
初めて乗ったバイクなのにスロットルコントロールだけでブレーキも当てず体重移動だけで完璧にセルフステアリングで廻れるってのが凄いです。
右片手でハングオンしても不安は全く有りません。
でもやっぱりパワー持て余しますね。
峠に持ち込むならCBR600RRの方が楽しいと思います。
ですがどこを見ても1000の方が高級感が有るので予算にゆとりが有るひとは600買わないんでしょうね。

XR230
クラッチミート前からスタンディングで試乗終了まで立ったまま乗ってみました。
セオリーどおりコーナーの外に尻を出して膝でタンクを押さえ込んでもバイクを立てたままふくらはぎでスタンディングハングオンしても綺麗に廻ります。
前乗りしても後軸加重にしても素直です。
ウィリーしたら即試乗停止って釘刺されてましたから大人しく乗りましたが、オフロードで試乗してみたいな、と思わせる素晴らしいバランス。
これ流石は本田技研!って感じです。
大昔に乗っていたXLR250Rとは比べ物にならない程乗り易いです。

スーパーカブ110
スーパーカブ110が小半径の別コースに用意されていました。
軽量化のため樹脂多用で質感皆無です。
完璧な商用車ですね。
昔のカブは板金で出来ていて塗装も美しく、愛着が湧くの解りましたが、あれだけ軽々しくちゃちぃ姿を見せられたら所有欲湧かないかも、です。

昼休み時間調整してコンバインドABSブレーキデモ。
プロライダーが右足だけ踏んでABS非装着車では撒いた水の上で止まり切れずにリアロックして制動距離延長。
コンバインドABS装着車に乗り換えて同じく足だけで急制動。
リアかけてフロントかかるとコーナーで切れ込んで危ないとクレーム多発、リアがロックするまでフロントかからないように進化させたとのことでした。
あまりの混雑にトークショウ時間帯を除いては通しで試乗させるという話だったのですが、結局休憩。
バイクもスタッフも休ませて差し上げないと壊れちゃいますから。

CB223S
CB223は非力で不安定。
試乗車が壊れかけだったのかも知れませんが、120kmphまでスピードメーター切ってあるのに100は出ない感じ。
XR230のエンヂンよりも振動大きく音も煩くてスロットル開けるのが可哀想になる位悲鳴を上げてました。
マジでこれホントに本田技研製?って感じです。
出力は商用CD125並み。
FTRの方が出来が良さそう。
ハンドリング軽過ぎる感じがしますし入門用には川崎重工の250TRの方が相応しいですね。

DN-01
オートマ系は遠慮しようと思っていたのですが、VFRも左ペダルレバー無しバージョンが出る訳だし、先進の技術を体感しておこうかと。
パドルシフトまで出来て機構はホンとに楽しいですが、腰に負担がかかるライポジに困惑。
バンク角が浅くてコーナーリング中ずっとステップを擦りっ放し。
もの凄く直進安定性が高くて、コーナーリング中に起き上がろう起き上がろうとするのを押さえ付けるのに苦心。
やっぱり跨り系スクーターって感じですかね。

PCX
先日乗りましたが、有るんで乗ってみようと。
やっぱり14吋ホイル良いです。


示し合わせて行った訳じゃないんですが、R1200ST乗りのSさまと遭遇。
涸沼畔の「うなぎや」にお連れすることにしました。
県道51号線で常北町を抜けて水戸に向かいます。
後ろから大人しく着いて来る250の2人が信号待ちで前に出たので大人気なくチョッとだけ煽って差し上げました。
下手な拙が見てもホンとに下手な乗り手で、尻が内側に落ちているのに上体が逃げてリーンアウトでコーナーリング。
肩が入ってません。
畑に落ちて死なれても困るので即座に減速後退しました。

常磐道水戸IC付近から国道50号バイパスを行っては水戸を味わえないので旧道を行きました。
赤塚駅前再開発立ち退きで双葉台に移転した「満陳楼」は休憩中。
炒飯餃子絶品なので次回是非。
水戸駅北口を経て県道235から106乗り継いで涸沼畔に出ました。
鰻重汁大に蜆ヌタと若筍煮を追加注文。
毎度ながら美味しく戴きました。

これからどうする?
赤字破綻必至の茨城空港見て帰るのも良いですが、ディーラーMCに寄ることにしました。
北関東道に少し戻るのも考えましたが、常磐道岩間ICまで下道で。
常磐道快走、三郷付近で少々渋滞していましたが、車線を選んでストレス無く外環川口中央まで。
ディーラーMCに着いたのは1815時でした。
19時まであれこれ話して再会を約し、こちらはライコランド埼玉へ。
目当てのブラケットは見つからず、NAPSに行くことにしました。
本日341km、無事帰着に感謝です。

2010/05/13

2010/5/13 クロススポークホイル振れ取り完了

2010/5/13
クロススポークホイルの振れ取りが完了しました。

アルミキャストホイルにTouranceEXPを組んで前後デュアルパーパス仕様にした訳ですが、狂って真っ直ぐ走らなくなったクロススポークホイルは「イオ・ホイールサービス」に送って調整を頼んでありました。
これが緻密な調整レポート添付で戻って来ました。

チューブタイヤ用の一般的なリム中央部にスポークが貫通している言ってみれば三角スポークは左右のスポークを張る緩めるでリムを左右に移動させ両方張る緩めると縦方向に潰す拡げる、という比較的単純な挙動を示します。
ロードレーサーホイル位リム幅が狭ければキッチリした振れ取り台さえ持っていれば少し慣れればプロ並みの仕上げが出来るようになります。
シマノのクロススポークもリム幅が狭いので然程複雑な挙動を示すことはありません。

ところがです。
前2.50-19後4.00-17インチホイルとなるとそう単純にはいきません。
左右に動かそうとXにクロスしたスポークを左右張る緩めるを大胆にしますと、リムが傾いて左右の直径が変わってしまうのです。

レポートにはバルブ直近のスポークを元にスポークの位置毎に縦横振れ幅が記載されています。
縦横1mm以内に納めて仕上げられていました。
難しくて面倒なホイル振れ取りが期待以上の出来でした。

取り寄せておいたKarooを早速組んで貰いました。
驚く程サイドウォールが硬くてチェンジャーに2人掛かりで体重預けてようやくビードを納めることに成功。
エア入れてビードを上げる音も高い高い。
Metzeler社が空気圧0.5まで落としてもビードは落ちません、サイドウォールだけでAdventureの車重を支えられますと言われるだけのことはあります。

それにしても親指がスッポリ納まる程SeaAreaの広いパターンはKarooTの比じゃありません。
どれだけ噛むのか楽しみな半面、今年のGSChallenge乗鞍往復だけでブロックが千切れ跳ぶんじゃないかと心配になります(笑

2010/05/11

2010/5/10 久々の平日ツーリング

2010/5/10
彩遊MotoClubによる月曜ツーリングに参加しました。
東北道佐野SA0800時集合0830出発。
参加7台です。

西那須野塩原ICで降りて千本松牧場で30分間休憩。
生乳ヨーグルトを400g食べました。
大きな匙が無くて完食するのに苦労しました。

塩原温泉街を抜けて、昔懐かしい渓谷沿いの旅館「松屋」を左に見て、山側のホテルの栄枯盛衰を目の当たりにし、日塩有料道路で龍王峡を目指します。
どこのホテルも平日は閑古鳥なのでしょう、人通りも殆ど有りません。

全く雪の無くなったハンターマウンテン塩原を経てワインディングを愉しみました。
雪道を4駆でドリフト走行していた頃が懐かしいです。

早めの昼食は「ふるさとの料理 わらび」で。
外観が安普請で世話人さまの冒険を心配しましたが、供された料理は当地の特色を生かした立派なものでした。

鬼怒川でK乗りの方々が給油、今市を抜けて日光宇都宮道路の南を足尾方面に抜ける県道を行き、間も無く峠という処で粟野鹿沼方面へ転回し小休止。
栃木ICから東北道に再び乗って、佐野SAで解散。
三々五々ディーラーMCに向かって結局全員揃って談笑することに。
こういう時に店が広いと有り難いですね。

久々にお会いした方々ともサーキットミーティングどうする?とかGSChallenge乗鞍は寒いよね、などと今後のイベントについてあれこれ話している内に昨日のFさまが現れました。
366kmはこの3日間で最もタイヤエッヂを使ったことでもあり、充実した1日になりました。
この3日間で1709km、2000km予定していたのが高速迂回を避けて峠を直線的に走ったりして距離は短くなりましたが、初日の立ちゴケを除けば安全で充実した3日間でした。

2010/5/09 渋峠の夕日

2010/5/09
寝坊して大遅刻!
7時に最寄の東京外環入口集合の約束をしていた彩遊MotoClubで知り合ったFさまを1時間30分もお待たせして目醒めました。
出掛けに事故でも起こしたんじゃないかと心配して拙宅の周囲を廻って下さったそうです。
なんと優しい心配り!見習わなくては。

流石に単独で先に新潟に向かわれましたが、スピードパーク新潟開催の川崎重工試乗会で先に愉しんで戴くように連絡しました。
悪いことは重なるもので急な電話で足止めされたりしまして、拙宅を出たのは9時を廻っていました。
只管新潟を目指して驀進、と行きたいところですが、群馬県警と新潟県警の覆面に停められました。

赤城から沼田への登りで追い越し車線をのんびり走っている車を左から追い抜いて右に入ったところでミラーに紅い光が。
速度計測されている筈の無い遠い赤色燈です。
急いではいましたが何の用事か尋ねてみることにして大人しく追走。
左方からの追い越しが違法だと仰います。
かなり後方から見ていて当方が右後方の車にどれだけの間隔を空けて右車線に移ったか両巡査から解る筈がありません。
左から追い抜いて右後方の車にブレーキを踏ませないように配慮して車線移動したのが何故違法なのかとお尋ねして、そこまで理解して走っているならお咎めなし、ということになりました。

ここでまた電話を受けてしまい、かなりの時間ロス。
まぁ良い休憩になりました。

関越トンネルを抜けたら今度は長岡ナンバーの新潟県警です。
今度は何だろう?って素直に追走しました。
湯沢ICから入って来たそうですが、追い越し車線を6km近く走行し続けたので停めたと仰います。
追い越し車線を70kmph程度で走り続けるプリウスを左から抜くといかんな、と暫く大人しく追走して
左に寄る気配を見せないので左から追い抜いて、今度は5台の車群を抜いたら、です。

80kmphで走る5台の車群400mを90kmphで抜くとどれだけ距離が必要でしょうか。
速度差10kmphで安全車間を確保するため600mを走ると216秒、その間実際は90kmphで走っていますから5400m進みます。
実際にこの位走ってますし概算はこういう計算で良い筈ですが如何でしょうか。

安全車間を確保して走行中の1台1台の車の間に割り込んでスラロームするのが合法で、5台を牛蒡抜きすると違法だと仰います。
2km追い越し車線を走りっ放しの車を見つけたら停めると仰るので、同じ400mの車群をどれくらいスピード出したら2kmで抜けるのか想像で120kmph出せって仰るのかって言ってみました。
40kmphの速度差なら54秒、その間1800m走りますから当らずとも遠からず。
40kmphの速度差なら左車線の車が右に飛び出て来ても止まれますが、まぁ速度超過を奨励するようで矛盾してないですかと尋ねてお咎めなし。

行政って矛盾してますね。
さっさとレーン別速度制限制度を導入して貰いたいものです。

日本海東北自動車道の豊栄PAでトイレ休憩。
スピードパーク新潟に着いたのは1330時を廻っていました。
笑顔で迎えてくれたFさまに感謝です。
私のせいでロスしたものの1130時現地着。
丁度オフロードで2台オンロードで3台試乗し終わったところだそうです。
そのまま昼食に誘いましたが、折角新潟まで来たんだから目的果たしたら?って優しいお言葉。
KLX125と110とに乗せて貰いました。
ダートを走り出すと軽くて安定せずGS-Aの様には参りません。
股下で遊ばせば良いんだなと解るのに1周、バンクの上方にラインを取れるだけ出力が有ると判るのに1周、ギャップでジャンプしても楽しめると判るのに1周で終了。
110は子供用かと思うサイズですが、小径ホイルが結構キッチリトラクションを掛けます。
ギャップでは真上に跳び上がってしまい、山の頂上に着地しましたが、不安は有りませんでした。
かなり良く出来てます。
普段GS-Aの慣性に任せて走ってますが、足出して蹴り入れたりして楽しめます。

オンロードモデル大型はER6f以外全部鈴鹿ツインサーキットで試乗してますから小振りなサーキットで低速試乗しても仕方ないとサッサと引き上げ。
滞在時間27分で充分です。

胎内市内の飲食店を探しましたが、昼食に良さそうな店は日曜休みか昼休み中。
国道に出て新潟に向かい最初の回転鮨に寄りました。
旨ぇって程じゃありませんでしたが、職人さんが握っていて悪くありませんでした。

問題はどういうルートで帰るかです。
関越で370km、磐越で410km、北陸上信越からFさまが前日行けなくて残念と言われた渋峠越えても470kmってことで峠越えを選択。

北陸道はSAも間隔が長く、次の給油所まで116kmなんてDucatiMonster400なんか乗ってたら走れないんじゃないかと余計な心配するような道です。
途中空色の2002が現れて同じSAで給油してらっしゃいましたが、キャブが不調のようでした。
黒煙吐いていたのはオーバーフローでガスが濃くなっていたのでしょう多分。

上信越道に入るとトンネルと橋梁建設費を削減するためか暫く対面通行が続き70kmph走行を余儀なくされ、峠で日没を迎えたら誘った意味が無いなと心配になりましたが、信州中野ICで降りて殆ど車の走っていない渋峠を登り切って雪の壁をバックに記念撮影して草津に下りるまで日射は有りました。
草津の道の駅でルートを相談、関越駒寄PAETCゲートで関越に乗ることにしました。
結構な交通量で超遵法運転1時間程で高速に乗り、上里SAで夕食。
話が弾んで22時を廻ってしまいました。
関越も順調、外環を降りて給油して無事に入庫したのは2330時、走行847kmでした。

2010/05/09

2010/5/08 496km無事に走ったのに立ちゴケでジャッキアップ

2010/5/08
家の前で立ちゴケしてしまいました。
今年2度目です。
拙宅の駐輪場はスロープを階段3段分登ります。
普段は軽くフロントリフトでTrialSectionClearって感じなんですけど、少しスロットル開け足りずにストールしてパタン。
前輪は高い位置にあるんで起きる筈がありません。
ギア抜いてズルズル平らな処まで引き摺り降ろして、それでも起きません。
タンクガードにジャッキを当ててタイヤを接地させたら楽々起きました。
ディーラーMCに電話して店長お待たせしてイザと云う時は助けて貰うつもりでしたが自力で起こせて幸いでした。
前回はギア抜けしてサイドスタンド払って倒しましたし、初心者じゃあるまいし気が緩んでる証拠ですね。

さて本日のツーリングは彩遊MotoClubで知り合ったIさまの国道最高標高点を越える企画、KさまSさまとの4台で走ることになってました。
そこへ急遽Yさま合流、茨城から来られるIさまとの合流点に上信越道藤岡PA如何?なんて私が提案してしまったのですが、藤岡って上りしかPA無いんですよね。
甘楽PA手前藤岡出口レーンで合流することに。
危ない危ない。

跳び入りYさまご発案で中野ICから渋峠へ。
途中スキー場のリフトを利用して横手山ヒュッテで昼食を摂ることに。
ボルシチとパンとりんごジュースのセットにしました。
バイクにショートスキー積んでライディングスーツで滑りたくなるような立派な雪が残ってました。

雪の壁をバックに記念撮影をして草津へ。
ここでYさまは小諸に降りたいと仰います。
Iさま伊香保の「群馬まいたけセンター」に寄って愛妻にお土産買って赤城山の南面道路を走って国道50号で東へ向かうとおっしゃるので、走りたがり屋の3人迷わずIさまルートで佐野藤岡から東北道を利用することに。

渋峠越えも草津から伊香保に抜ける道も砂が浮いていたりして、やけに安全運転になります。
高速で覆面青服レスラーにお会いしたり、電波出してる小父様たちの先に白馬の王子様がいらしたりしましたから、超遵法運転出来て何よりでしたが、赤城南面国道353も大間々から桐生の122も比較的順調、時間帯によっては佐野アウトレット渋滞が酷い国道50号も快走で19時前には佐野藤岡IC近くのコンビニAPにて休憩。

Iさまと再会を約して東北道に入ったら間違えて福島方面のレーンに入りそうになりました。
危なかった。
上りは順調で全くストレスなく、岩槻IC手前でSさまを見送ってKさまとは浦和ICまで出口レーンでお別れして拙宅前で倒すまで10分間程度。
明日のために給油して重くしておいたら、いつも通りスロットル開けて登り切っていたでしょうに。
バンパーとリアアクスルスライダーしか傷付かなかったですけどGS-Aには可哀想なことしました。
496km無事に走れたことに感謝しなくては。

2010/05/06

2010/5/06 61,577kmで6万km点検完了

2010/5/06
6万km点検が61,577kmで完了しました。

ミッションの不具合はオイルの交換で解消したようです。
クラッチの切れも悪かったのかレバーアジャスタを僅かに廻しただけで相当シフトフィーリングが変わりました。
砂利道が現れると減速せずに突っ込むのでミッションには負担が掛かっているのでしょう。
スリッパークラッチでも有れば良いんですけど乾式単盤には無くて残念。

プラグは2万km毎に減って交換していたのですが、こんがり適度に焼けているだけでまだまだ使えるとのことで今回は清掃も不要。
適度な廻し方はプラグ寿命も延ばすんですね。

フレームの増し締めでコーナーリング中のヨレも軽減しました。
ファイナルギアオイルも交換して快調です。
これで安心して週末の2,000kmツーリングに行けます。
おっかなびっくり走る程危険なことはありませんからね。

2010/05/05

2010/5/05 友遠方より来る

2010/5/05
イタリアンダイニング ラルゴ」のオーナーが拙宅に遊びに来ました。
友遠方より来る、って大田区からなんで遠方じゃないんですが…。

連休中の家族サービスで大渋滞にハマってストレス溜まったらしく、今日はバイクで風を受けて走ることにしたんだとか。
拙宅を目的地に選んでくれるなんて光栄です。
何もおもてなし出来ないので、6万km点検で入庫を予定していたディーラーMCに連れて行きました。

店長工場長に師匠を紹介。
S1000RR試乗車を勧めましたが、根っからの川重乗り「跨って欲しくなったら困るし」と遠慮します。
顔馴染みのお客にも紹介して、納車を待つK1200LTとR1200RTと1400GTRの比較とか、1400GTRとZZR1400とZX12Rの比較とか、F800シリーズの乗り易さだとかの話に華を咲かせました。

工場長にミッションの不具合について説明してR12GS-Aを預けて、普段は代車を借りずにバス電車で移動するので今日もZZR1400に乗せて貰うつもりでしたが、たまたまアドレスV125Gが帰って来たので借りることにしました。
4ストにしては走りますが、サスが酷い。
手許のリード100は20世紀の出ですが路面のうねりを舐めるように走ります。
アドレスV125Gは僅かなピッチングも抑えられなくてポンポン跳ねて脳震盪起こしそうになります。
「本田にしかスーパーカブは造れない」と言われる所以ですね。
スクーターというものに乗るようになって未だ日は浅いですが、メーカーでこんなにも出来が違うのか、と驚いた次第です。

どこかでお茶する?そういえば飯喰ってないよね、でファミレスバーミアンでランチ。
黒酢の酢豚は気に入って貰えました。
かなり前にラルゴツーリングチームの皆々にルートの提案を求めるメールを送ってみたのですが、企画は上がって来ません。
やっぱりこっちで計画しないとムリかねぇなどと話している内に17時近くに。
首都高新井宿入口まで案内して近々の再会を約しました。

2010/5/01 大切な仲間が事故で死ぬところでした

2010/5/01
大切な仲間が事故で死ぬところでした。

ディーラーMCの最も若い顧客、20歳のSIくんは短期間でかなり巧くF650GSを乗りこなすようになっていました。
先日のディーラーツーリングで細いワインディングを小気味良く駆け抜けて他のメンバーからも褒められていたのはコツを仕込んだ者としても誇らしく思いました。

そろそろ慣れによる事故が心配だね、って言っていた矢先。
5/01の19時過ぎに一度お会いしたことの有るお母上から電話が有りました。
事故に遭ったと直感しました。
右手首の亀裂骨折だけなら良いが事故の前後の記憶が飛ぶ程に頭を強打したので内臓障害と併せて命に別状無いことを確認するため入院を勧められたとのこと。

東北自動車道の築館ICまでJAFに移動してもらった事故車を撤去するにはどうしたら良いかとの相談でした。
直接BMWのエマージェンシーサービスに連絡しても車体番号など判らなければどうしようもないので、閉店時刻は過ぎていましたがディーラーMCに連絡。
折り良く電話に出てくれて、その晩の内に引き揚げられることになりました。

入院先は栗原中央病院。
拙宅からは400kmです。
バイクのことも気になっているだろうし凹んでいる若者を励ましに行くことにしました。
元気だったらサッサと引き揚げて平泉の毛越寺でも見て気仙沼で食事して1200km位走ろうかと。

5/02_0825拙宅を出て一旦給油して出発。
東北道は仙台まで延べ100km渋滞でした。
すり抜けましたが相対速度は40kmphを超えないように。
40kmphからなら2車長分で停まれますから急な車線変更にも対処出来ます。
途中血気盛んなSS3台を追走して少しだけ時間を稼ぎましたが、あとは安全走行。

仙台泉ICそばレッカー業者のストックヤードに連絡して写真を撮らして貰います。
身近なひとのこんな事故車は初めて見ます。
フロントフォークはインナーチューブがスパッと切れて前輪は脱落。
両面焼きどころか前転したらしくテールまで折れています。
サブフレームも大きく左に曲がっていて無事なのはトラスフレームに守られたエンヂンブロックとリアアームタイヤホイルだけかな、という感じ。
オイルパンとリアタイヤで立ってました。
ご自慢のジュラルミン削り出しのミラーもお気に入りのマフラーも無残。
良く死ななかったものです。
1335に再出発。
渋滞の東北道を避けて国道4号線を北に向かいます。

1430病院に着くと本人は眠っていて、ご両親が迎えて下さいました。
脳震盪の後遺症か食欲も無く傾眠だとか。
口の中を切ったのか左頬が脹れている他外傷は見当たりませんが脳浮腫や髄液漏が心配です。
ご両親と事故の詳細と今後のこととを話しましたが、内臓破裂も有り得る事故で軽傷で済んだことを喜びあいました。
起こさずに帰ろうと思いましたが、お父上が気遣って下さりご対面。
事故車の写真を見せて、命を拾ったことを実感して貰いました。

なんやかやで1650まで病室に滞在して、さぁて毛越寺は拝観時間帯を過ぎています。
真東に太平洋まで出て仙台から高速に乗ることにしました。
県道172号のタイトコーナーと三陸の海岸線を堪能しますが、太平洋を見て直ぐにあたりは闇に。
どこにも走り屋さんは居るもんです。
先に行かせて2車長位空けて追走。
前の車は何だか様子が変です。
こっちはステップ擦ることもなくグリップ走行しているのに、テールスライドしています。
タイトコーナーからの立ち上がりでズルッと滑って待避所にピットイン。
畑に落ちていたら救出しなくてはなりませんから幸運でした。
どんなサスセッティングしてるんでしょうかね。
それともタイヤが安物なのでしょうか。
TouranceEXPってオンに振ってあるだけのことはあります。

調子に乗って走ってますと牡鹿半島で小鹿を2頭轢きそうになりました。
野生動物保護も大切ですが、小鹿と言っても腰高ですんで当ればこちらも大破ですから慎重に。

下道200km程を4時間弱で一気に走破してGS-Aも私も空腹。
松島に差し掛かったら先日菅生で本田主催の試乗会に出展していた「利久」が有りましたので、店ではどんなものかと。
極く普通の牛舌ですが悪く有りません。
先で33L給油して準備万端。
2230仙台東で高速に乗ろうとしたら飲酒検問で免許証の提示を求められました。
左に寄せてグローブを外してウェアのファスナーを開けます。
IC入ってるんだからピピっと確認出来るようになりませんかね。

しかし笑顔が優しくて人懐こい巡査でした。
なんでも最近免許歴の浅いハーレー乗りが自爆で死んだとかで2輪運転者の免許歴を確認して休憩を促すんだとか。
埼玉までノンストップで帰るようなことしませんよね、って念押されましたが、ここまで4時間無休で走って来たので、そこは自重しますわ、と。

東北道に入ると小型車が追い越し車線内を蛇行しています。
サスもタイヤもショボイんでコーナーリングフォースに耐えられないの解ってませんね。
左から抜いて少し怖い思いをさせて差し上げたら大人しく左に寄りました。
中央分離帯に接触したら周りを巻き込んで大事故ですから自重して貰いたいものです。

安達太良SAで休憩。
気温6℃。
まだまだ大型連休中は侮れません。
南下して暖かい処で休憩することにしました。
一枚薄着をして来たので、寒くなって体が堅くなって来ました。
9割を以って半ばとする佐野SAでラーメン食べて体を温めました。
995km走って拙宅に着いたのは0330
施錠してホッとしたのは4時でした。
無事故に感謝です。