2010/05/24

2010/5/23 BMWMotorradメトロディーラーサーキットミーティング

2010/5/23
BMWMotorradメトロディーラーサーキットミーティングに行って来ました。

朝から生憎の雨で、袖ヶ浦フォレスト・レースウェイは第1コーナーの先、下り右カーブの先の右タイトコーナーと、スピードの乗る最終コーナーの手前が川のようになっていて、立ち上がりでラフにスロットルを開けるとパワースライドする程でしたが、先導有り基本追い越し禁止のお蔭で誰一人転ぶことなく無事にイベント終了。
午前中の諸注意と笑いを交えた座学で「土砂降りでサーキットを走る機会なんて滅多にないので楽しんで!」と仰る山田純さんの言葉どおり、ラフにシフトダウンしたら内圧コントロールバルブ着けた甲斐無くリアハーフロックでテールスライドするなど笑ってしまう程楽しめました。

ドライでブーツをバンクセンサーにする位に考えていたのは私だけではなかったようで、グルービングがタイヤエッヂまで繋がっていないタイヤを履いて来たオンロードスピードモデルはハイドロプレーニングに悩まされたようです。

最新鋭のS1000RRも例外ではなく、DTC:DynamicTractionControllerが効きまくりだったそうです。
K1200Sに目の前で2輪ドリフトされると流石に焦りまして少し後退すると、サッサとパスせい!って手を振られました。
GS3台を引き離そうとして頑張るのに全く距離が拡がらないので譲ってくれた方を更にパスしてフル加速するとこちらもテールスライド。

ホームストレートでメーター読み140kmphまで出してみましたが、尻をフリフリ真っ直ぐ走りません。
体感速度は120kmph位でしたが、μが低い路面でリアホイル計測のバイクって実速度が解り辛いですね。
しかし時間雨量100mm台風並みの豪雨に祟られながら東名高速で100kmphキープした経験が活きました。
それでも第1コーナーでズルッと来て、セイフティゾーンに立入ったら廃車ですよと脅されたとおり侮ってはいけないのを実感。
それにしてもTouranceEXPは良いタイヤです。
川のように流れる水溜りでパワースライドしても直ぐに立ち直ります。

何はともあれインストラクターとタイヤのグリップと破綻とについて話をする機会も得られ、またKarooの方が少しばかりオン寄りに設計されたKaroo(T)よりもスピードレンジが高い訳を山田純さんに教えて戴くことも出来て、悪天候ながら充実した1日でした。
Karooはラジアル、Karoo(T)はバイアスタイヤなんだそうです。
キャラメルの粗さだけでなくてカーカス構造の違いも有って圧倒的にKarooの方がオフ寄りな訳ですね。

クローズドサーキットは対向車無し飛び出し無しでライディングに集中出来ますので、ホンとに良い練習になります。
などと言いつつ20分間3本走り終えた頃には左膝の古傷が痛んで真艫に立っていられなくなりました。
いい気になって走ったので罰が当ったのかも。
GSChallengeが自分に取っては今年のメインイベントなのに…。
暫く養生せねば。

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