2010/05/16

2010/5/15 ツインリンクもてぎ本田技研試乗会~涸沼の蜆

2010/5/15
ツインリンクもてぎ南コースの本田技研試乗会に行って来ました。

東北道北関東道の友部JCTから昔なら宇都宮上三川ICで降りて芳賀町を抜けるか真岡ICで降りて益子を抜けるかでしたが、水戸まで繋がったっていうんで、桜川筑西ICで降りてみましたら、あらら国道50号じゃありませんか。
東に行き過ぎた訳ではありませんが南下し過ぎ。
県道286号線を北上しましたが、怪我の巧妙アップダウンもヘアピンもある意外と楽しい道でした。
現地に到着したのは拙宅を出て2時間30分後10時丁度でした。

首都圏から近いこともあって宮城菅生とは比べ物にならないほど集まっていましたが、混乱も無く来場者皆整然と並んでいます。

CB1300SF
受け付けからCB1300SF乗るのに1時間。
先導スクーターの直ぐ後ろで車線内スラロームして本田屈指の出来を再確認しました。
ステップ擦っても転ぶ気しないバランスの良さ、限りなく滑らかなエンヂン、廻していないからか残念ながら痰が絡んだような排気音でしたが、フラッグシップだけのことはあります。
VFR1200Fがフレーム剛性高くてカチッとした乗り心地なのに対して、適度にしなる感じも好きですね。
普段オフロード車に乗ってるからかも知れませんが…。
 試乗を済ませたらスラロームご遠慮下さい、と諭されました。
コーナーリング性能が知りたいのに、何のための試乗会か解りません。
速度制限は無いのでムチャなスピード出している人はとがめられません。
でも試乗停止を喰らうと来た甲斐がなくなるので従うことにしました。
試乗会場にパイロンスラロームコース作って欲しいですけど、それはそれとして先日菅生で試乗したCB1300STあれはCBじゃない!と言われるひとの気持ちが解りました。
ライポジは違うし直進安定性は違うし全然別物ですね。
ST乗りがSF乗ったら体重移動入力し過ぎてコーナーで切れ込むかも知れません。

CBR1000RR
更に40分待ちでCBR1000RR試乗。
最後尾のはABS無しでした。
前に出てガッツリ踏んだらツーって(笑
スラロームやめて!と言われたので良い子の手本になるように、発進して2速に入れたらそのままオートマ、停止まで左手を腰に当てて走ってみました。
流石は本田!ステアリングが素直です。
初めて乗ったバイクなのにスロットルコントロールだけでブレーキも当てず体重移動だけで完璧にセルフステアリングで廻れるってのが凄いです。
右片手でハングオンしても不安は全く有りません。
でもやっぱりパワー持て余しますね。
峠に持ち込むならCBR600RRの方が楽しいと思います。
ですがどこを見ても1000の方が高級感が有るので予算にゆとりが有るひとは600買わないんでしょうね。

XR230
クラッチミート前からスタンディングで試乗終了まで立ったまま乗ってみました。
セオリーどおりコーナーの外に尻を出して膝でタンクを押さえ込んでもバイクを立てたままふくらはぎでスタンディングハングオンしても綺麗に廻ります。
前乗りしても後軸加重にしても素直です。
ウィリーしたら即試乗停止って釘刺されてましたから大人しく乗りましたが、オフロードで試乗してみたいな、と思わせる素晴らしいバランス。
これ流石は本田技研!って感じです。
大昔に乗っていたXLR250Rとは比べ物にならない程乗り易いです。

スーパーカブ110
スーパーカブ110が小半径の別コースに用意されていました。
軽量化のため樹脂多用で質感皆無です。
完璧な商用車ですね。
昔のカブは板金で出来ていて塗装も美しく、愛着が湧くの解りましたが、あれだけ軽々しくちゃちぃ姿を見せられたら所有欲湧かないかも、です。

昼休み時間調整してコンバインドABSブレーキデモ。
プロライダーが右足だけ踏んでABS非装着車では撒いた水の上で止まり切れずにリアロックして制動距離延長。
コンバインドABS装着車に乗り換えて同じく足だけで急制動。
リアかけてフロントかかるとコーナーで切れ込んで危ないとクレーム多発、リアがロックするまでフロントかからないように進化させたとのことでした。
あまりの混雑にトークショウ時間帯を除いては通しで試乗させるという話だったのですが、結局休憩。
バイクもスタッフも休ませて差し上げないと壊れちゃいますから。

CB223S
CB223は非力で不安定。
試乗車が壊れかけだったのかも知れませんが、120kmphまでスピードメーター切ってあるのに100は出ない感じ。
XR230のエンヂンよりも振動大きく音も煩くてスロットル開けるのが可哀想になる位悲鳴を上げてました。
マジでこれホントに本田技研製?って感じです。
出力は商用CD125並み。
FTRの方が出来が良さそう。
ハンドリング軽過ぎる感じがしますし入門用には川崎重工の250TRの方が相応しいですね。

DN-01
オートマ系は遠慮しようと思っていたのですが、VFRも左ペダルレバー無しバージョンが出る訳だし、先進の技術を体感しておこうかと。
パドルシフトまで出来て機構はホンとに楽しいですが、腰に負担がかかるライポジに困惑。
バンク角が浅くてコーナーリング中ずっとステップを擦りっ放し。
もの凄く直進安定性が高くて、コーナーリング中に起き上がろう起き上がろうとするのを押さえ付けるのに苦心。
やっぱり跨り系スクーターって感じですかね。

PCX
先日乗りましたが、有るんで乗ってみようと。
やっぱり14吋ホイル良いです。


示し合わせて行った訳じゃないんですが、R1200ST乗りのSさまと遭遇。
涸沼畔の「うなぎや」にお連れすることにしました。
県道51号線で常北町を抜けて水戸に向かいます。
後ろから大人しく着いて来る250の2人が信号待ちで前に出たので大人気なくチョッとだけ煽って差し上げました。
下手な拙が見てもホンとに下手な乗り手で、尻が内側に落ちているのに上体が逃げてリーンアウトでコーナーリング。
肩が入ってません。
畑に落ちて死なれても困るので即座に減速後退しました。

常磐道水戸IC付近から国道50号バイパスを行っては水戸を味わえないので旧道を行きました。
赤塚駅前再開発立ち退きで双葉台に移転した「満陳楼」は休憩中。
炒飯餃子絶品なので次回是非。
水戸駅北口を経て県道235から106乗り継いで涸沼畔に出ました。
鰻重汁大に蜆ヌタと若筍煮を追加注文。
毎度ながら美味しく戴きました。

これからどうする?
赤字破綻必至の茨城空港見て帰るのも良いですが、ディーラーMCに寄ることにしました。
北関東道に少し戻るのも考えましたが、常磐道岩間ICまで下道で。
常磐道快走、三郷付近で少々渋滞していましたが、車線を選んでストレス無く外環川口中央まで。
ディーラーMCに着いたのは1815時でした。
19時まであれこれ話して再会を約し、こちらはライコランド埼玉へ。
目当てのブラケットは見つからず、NAPSに行くことにしました。
本日341km、無事帰着に感謝です。

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