2010/03/31

ネジ論

2010/3/31放送のNHK「ためしてガッテン」で、ネジのオーバートルクが座面の変形を招いて弛み易くなるのを実証、世界初映像化してました。

座金(ワッシャ)の重要性も。
ネジを傷めるだけじゃなかったんですね。

確かにネジの適性トルクはネジ山(フランク)をグリスアップしてから締め付けるトルクなんですから当然と言えば当然。
有名なところではホンダの球面ナットでトヨタのホイルを留めると走行中にタイヤが取れちゃうってのは当然、逆も然り。
昔のトヨタの座金付きナットと専用ホイルが最も外れ難いのに納得です。

プリセット型トルクレンチは「1秒保持若しくはダブルクリック」って言ってた時期が有りましたが、ダブルクリックは間違いです。
クリックの度にインパクトレンチで締めてるようなものですので、良く考えれば当然ですが、グリップを適性に握って絶対勢いを付けずに1クリックで終了。
暫く走った後の増し締めも、そ~っと1クリックです。

トルクレンチの公差を確認しに「ワールドインポートツールズ」に行って、買いもしないのに自分のトルクレンチを測定して貰った時にダブルクリックがどれだけオーバートルクを招くのか、この眼で見ました。

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