2010/04/05

2010/4/04 KAWASAKI BMW試乗三昧

2010/4/04 試乗三昧

twitterで川重の担当者から勧められ、郡山の中央総合自動車学校で開催される試乗会に行って来ました。
08時に拙宅を出て直ぐに東北道に乗り、寒いってんでPAでベンチレーション閉めてウェア上下繋いで防寒。
一気に郡山南ICまで快走し32L給油して現地入りは開会直前、快晴にもかかわらず未だ気温はひと桁でした。

かじかんだ手で受付の申込書に必要事項を記入し、3種500円の保険料でしょうか納めてバイクの前に移動。
大型6種で先に5人受付を済まされたので空いているバイク、最初はZZR1400。親友の愛馬です。余程縁が有ります。

「ウィリーしたり激しいコーナーリングしてるの見つけたら即乗車停止にしますからねっ!」と訓示を受けてから跨ってエンヂン始動。
たまたま先導車の次に並んでいたので即追走。
ラッキーでした。
後ろがどんどん遅れて来ます。
周回遅れにしてしまうところでした。

外周コースを3周するだけ?ってチョッとばかり残念でしたが、スタートして直ぐ右右右左右に左に車線変更してS字を抜けて出発点へ、S字に突入する時と、ホームストレート?から左に車線変更して直ぐ右コーナーに入る処で結構楽しめました。

ZZR1400
出力特性を変えて来たのでしょうか。
初年式よりずっと乗り易くなってました。

ハイ終了って基点のパイロンに寄せて停めたら、後ろでグワシャーンGTRお腹をこちらに向けています。
どういう転び方してるんでしょ!って起こすの手伝って、左側に立ってたんで基点まで押してあげました。
重っ!って愛馬よりは軽いですけどね。
右から見たらミラー・フロントカウル・ステップ・マフラー・パニアケース全面焼き!
立ちゴケ1回でザッと修理費70万円かしら?
パニアに保護シート貼ってある程のド新車でしたから、どなたが負担なさるのか判りませんが全く気の毒ですわ。

でも試乗した方、小柄で車重に負けそうって見た目で判る位ですから、乗り降り介助しても罰は当りませんでしたよね。

ER6n
実はこれに乗りたくて郡山まで遠征しました。
軽々自転車感覚。
排気量有るんで俊足。
フロントフォーク立ってるのと、ZZR1400の後だったので腰入れ過ぎて切れ込んでS字で接輪しそうになりました。
ビカビカの新車でフロントブレーキが全く利かなくて、慌てて後輪ロックしてリアサス暴れさせて自発的ポンピングブレーキで減速しました。
モタードじゃあるまいし!メーカーさんごめんなさい。



Z1000
午後は存じませんが午前一番人気でした。
2種類乗り終えると行列が出来ていてZX10Rなんぞ「お乗りになる方いらっしゃいませんか?」ってトンガッタ銘柄は不人気かもって具合なのに、いきなり10人待ち。
あれこれ「すぐ乗れますよ」コールされるのですが、列を離れると午前中に乗れなくなりそうな勢いで我慢です。
Z1000めっちゃ楽しいです。
フォークが立ってて峠専用かと思いきや平らなコーナーでも片手でカメラマンにピース出しながらS字に突入出来ます。
適度なパワーと素晴らしい足周りの成せる技ですね。
東京モーターサイクルショウで、カッコ良さも抜きん出てるって友達と合意に達しましたが、乗り味も抜群でした。

250TR
待ちが長いので250TR乗りましたが、発進したら停止まで片手で、シフトも回転合わせて極楽でした。
昔乗ってたTWより出来が良い感じ。
オーソドックスなデザインで、これといった特色は有りませんが、入門車としては優等生だと思います。
偉そうに!ってご容赦を(笑
終了ってレーンでスタンディングスティルしてたら誘導担当者が寄って来ます。
左手で右前を指してモタードでコケそうになってる人助けなきゃ!って叫んでも気付きません。
足の届かない人がママチャリ乗りで発進したんですから、跨ったままで停止したら倒さずに降りられる筈有りませんよね。
倒したら直せば良いや位に思ってるんでしょうか?

1400GTR
傷だらけの可哀想なGTR、センタースタンド立てて跨ってみましたが、ZZRの亜型とは言えライポジも全く違い、電動可変スクリーンだのインテリジェンスキーだのシャフトドライブだので圧倒的に重いので多少不安でした。
ところが走り出してみると軽い軽い!
シャフトドライブに慣れているからか判りませんが、全く違和感無く寝かせます。
車重のお蔭かトルクもマイルドで挙動が素直です。
友達は「バイクは軽ければ軽い程良い」言いますが、この重さが快適、ってことも有りますね。


ZX10R
初年式で無謀にも峠を攻めたので乗らずに帰ろうかと思いましたが、丁度昼食休憩の直前に希望者が居なくて乗れました。
これも初年式より圧倒的に乗り易くなってました。
2速でノッキングしながらもS字から立ち上がるし、1速ドロドロでもハングオンで綺麗に旋回します。
ブレーキの利きもピカイチだし、乗り手を選ばないスーパースポーツですね。
下手レの腕を助けてくれるバイクなので調子に乗ると死んじゃうかも、ってこと位ですね難点は(笑


厠をお借りした時の自動車学校の職員皆様応対も丁寧で快適に試乗することが出来、鄭重に御礼申し上げて現地を後にしました。
県道6号(猪苗代の湖南道路)を西へ、標高が上がるにつれまたまた気温はひと桁に。
ナビの縮尺を変えていたのでヘアピン2箇所が直線表示になってしまってガードレールとお友達になりかけましたが、快晴快走。
国道294から会津若松にショートカットしようと思って県道374に入ったら除雪が完了していないのでしょう通行止めでした。
引き返して北を大廻りしたお蔭で県道64号の下りワインディングで会津若松市の遠景を楽しめました。
国道118の「水戸200km」を見つつ昼食ソースカツ丼目当ての「むらい」へ。
車庫入れのポルシェを待たず、隣から敷地境界ブロックを乗り越えて店脇にぶっ込みました。
GSって便利です(笑

巨大なカツの喰い過ぎで苦しいのですが、南の空が黒変して来たので先を急ぎます。
国道118と121を乗り継ぎ五十里湖の翠に眼を奪われて強風の中Uターンして記念写真。
湯西川廻って土呂部から霧降高原越えて日光に出ようと考えてましたが、県道249に曲がる手前気温5℃で雨が降って来たので上は雪と大人の判断をして川治・鬼怒川・今市・例幣使街道の杉並木を抜けて鹿沼に出ました。

鹿沼ICから東北道に乗って直ぐ渋滞。
故障車1台、2台事故1箇所。
その先は毎度の自然渋滞です。
120kmphでスラロームして先頭車両に行き着いたら第3走行帯を70kmph位で走ってるおじいさまが皆左から抜いて行くので左に戻れずにいるようでした。
車線毎に左から80・100・120kmphに制限速度を設定して、ゆっくり走りたい人は左車線を守るように仕向けたら渋滞減ると思いますが如何ですかね。

浦和ICで降りてディーラーMCに直行。
納車前のトリコロールカラー車だけじゃなくて、なんだかビカビカの新車が試乗車になってます。
Motorrad Japanから借りたとかで走行2000km出てましたから少しは廻せます。

S1000RR
いきなりフル角Uターンでお向かいのHONDA店にお披露目。
ZX10Rはタンクに前腕の逃げが作ってあるのですが、S1000RRはハングオンして走るのが前提のようで、腕を立ててフル角切ると手首がタンクに当ってスロットル戻っちゃいます。
あわや右転倒かってんで地球を蹴ってリカバリしました。
1周1kmのタイトコーナー連続三角州をグルグル廻って慣れて来たら、シフトアップアシストミッションフル活用で加速、ABS効かせながら交差点に入って左折、わざと濡れたマンホールに乗ってトラクションコントロール効かせてテールスライド。
シフトアップアシストはK1300シリーズに組まれたものと大差無いのでしょうが、車重が圧倒的に軽い分スロットル一定で小気味良く作動しました。
剥き身のバイクとしての乗り味はZX10Rの方が良い気がしますけど、こういう他には無い装備がフルに着いてるとS1000RR楽し~ってなっちゃいますね。
頑張れ国産!

GarminZumo660カーナビはクレイドルの小さいホンダ純正を買うことにした旨店長にお伝えして、BMW BIKES買って帰りました。

2 件のコメント:

r12gsad さんのコメント...

郡山までお疲れさまでした。
この時期、寒いんでしょうね?

立ちゴケ70万?ですか?
もしそうだとしたらBMWより、凄いですね。
トレーニングに参加した時に、新車のGS倒して居る人が何人も居ましたが何も無かったようです。

ViveLaBibendum さんのコメント...

r12gsadさま
コメントありがとうございます。

GSは立ちゴケしても接地するのはミラー・グリップエンドプロテクタ・シリンダヘッドプロテクタ・着けてればパニアケース位でしょうか。
全取替えして綺麗に直そうとしても工賃込みで恐らく20万円程度で済みますが、それはカウルが無いからですね。

1400GTRはR1200RT同様色物部品でくるまれてますから。
RTなら真横に倒して腹見せる程のコケ方なら1回100万円位だと思います。
前に乗ってたF650GSベッチャリ転ばせて、R1200GS-Aに乗り換える時ディーラーの代車にして貰うために保険使って全部綺麗にしましたが、工賃込みで70万円でしたから塗装済み樹脂製部品が多いと高いんです。

初心者の頃ディーラーMCの試乗車を借りてフル角定常円旋回に失敗して倒した時は、ハンドルで釣ってそ~っと置くようにしましたので、シリンダヘッドプロテクタとパニアが接地しただけで済みましたが、プロテクタは車重を支え切れずに圧壊で交換、パニアは塗装で済ませて貰って3万程度。

R1200Rをアイスバーンで滑らせた時はいったい幾ら掛かるのか肝を冷やしたものですが、旨いことシリンダヘッドとステップとマフラーとで3点支持して滑ってくれたので保険で賄えました。

愛馬GS-AはGSChallengeで立ち木に当って補助燈がモゲた以外は自分で板金叩き出し以外修理してませんから殆ど修理費掛かってません。
鐵フレームがシナって力を逃がしてくれるのだと思います。
ホンとに丈夫ですね。