2010/04/26

2010/4/25 スポーツランドSUGOのHONDA試乗会

2010/4/25
R1200RTを標的にしたのか「ランチは300km先の高原ホテルで」のVFR1200Fに乗ってみたくてホンとに300kmチョイ先のスポーツランドSUGO西コースに行って来ました。

0630時に東北道蓮田PA合流、彩遊MotoClubで知り合ったFさんと超安全運転で村田IC迄、途中何台もバイクにパスされましたが、疲れてしまっては試乗が楽しめないのでペースを維持します。
途中2回の休憩を挟んで10時過ぎに現地入りしましたら、好天のお蔭か結構並んでました。
VFR1200FとCB1100とは各6台持ち込まれていましたが、CBR1000など尖ったモデルは1台ずつですから、直ぐに30分60分90分待ちになります。
ですが希望者の誘導がとてもスマートで、乗りたいひとは大人しく並びます。
この西コースは元々カート用だそうですが、お蔭でタイトコーナーの連続なので乗り味が良く解ります。
先導はスクーター、高速試乗という訳には参りませんが、公道で走る訳ですから最高加速なんて或る意味無駄ですし、こういうコースが一番かも知れません。
大人しくオフィシャルに追走する上品なお客と違って、後ろのお客にひと言「ABS利かせたりグリグリ寝かしたりするので宜しく」と声を掛けておいてレーン幅いっぱいにスラロームしつつコーナーに入ると結構深くバンクさせることが出来ました。
2周させて貰えたので、6コーナーと12コーナーではバンクしながら右手首をかえしてテールスライドの具合を確認したり、試乗としてはとても楽しめます。

CB1100
意外と並びが少なかったので早速新型に。
流石はHONDA。
とてもシルキーなエンヂンで良く出来たバイクだと思ってグイっと寝かしてみたら、あれっ?ステップ擦っちゃった。
タイトコーナー連続の峠に持ち込んだらカリカリして逆に怖いんじゃないかと。
リターン組や年配ライダーが大人しく乗るにはこれ以上無いかも知れませんけど、若い人も興味を示してくれていると東京モーターサイクルショウで訊いたし、CB750の後継モデルとしては如何なものでしょうか。
これ乗る人たちは、あまり寝かさないだろう、って設計思想なんでしょうね。

CB1300SuperTouring
これは流石に良く出来てます。
左右にパニアが着いてるのを感じさせないバランスの良さ。
グイグイ寝かしても不安がありません。
出来過ぎのエンヂンは低速トルクも野太くて、廻せばキュイーンと吹け上がるし、ヤッパリHONDAはCBね、って感じです。
ABSも試してみました。
少し舵角つけて30kmph位から前後ガッツリ掛けてガリガリキックバックさせたら、フロントのサイドスリップが少し大きめな感じですけれど、これなら握りゴケしないんじゃないかなレベル。
2輪に最初に装着したBMWに遜色ない出来ですね。

VFR1200F
キャッチコピーのイメージで跨りましたけど、ツアラーというよりスポーツバイクでした。
スロットルレスポンスはCB程じゃなくて少し遅れて吹け上がりますが、グイグイ加速ペタペタ寝るので後ろのCBR1000を引き離したくなる衝動に駆られます。
V4独特の振動が股下から伝わって来ますし、タンデムで往復600kmのランチツーリングするならCB1300STを勧めますね。

ここで午前終了。
ランチは仙台「利久」のケータリングで牛舌を堪能。
炭火コンロを持ち込んでキッチリ焼いて、出店とは思えない旨さでした。
焼きとフライをふたりでシェアしてカレーを戴きましたが、仙台まで足を伸ばさなくても良いかな、ってHONDAさんの配慮に感謝しました。
商談コーナーを使わせて下さったショップの方々にも感謝です。

続いてホームストレートに水を撒いてのABSデモンストレーション。
HONDA独自のリアだけ踏んでフロントも掛かる制御を披露。
プロライダーが右手を上げたままペダルを踏んで急制動します。
最初はABSシステムなしで尻を振りながらリアロックして制動距離が伸びるのを見せて、次に水を撒いた範囲内で停止。
フロント握ればリアも効くのは有り難いですけど、リア踏んでフロントまで効かせるのはどうなんでしょう。
峠でリアだけ軽く当ててスロットル開け開けで抜けたい時に前が利いちゃったらバイクが起きちゃって怖いですから、巧いこと制御されているんでしょう、きっと。

CBR600RR
これ楽しいです。
バランス良くてペタペタ寝かすの不安ありませんし、ガバッと開けてもジワッと加速。
ZX6Rがガキ大将なら、こちらはお坊ちゃま、という感じ。
峠を愉しむのに使えばライテク上げるのに貢献してくれますね。

Web申し込みで無料、当日券500円で今日は混雑具合で5台までの判断。
CBR1000に乗って600と乗り味比べたいとも思いましたが、大人気で10人90分待ち。
リード100が壊れたら買い換えようと決めているスクーターをサーキットで全開にしてみることにしました。

PCX
セル廻してエンヂンかかっても停まると直ぐにストールしてしまいます。
試乗車が壊れてる筈ないですね。
アイドリングストップ機構が着いてました。
3秒程で停止して開ければ直ぐに発進。
4ストなので加速はイマイチですけど大径ホイルで結構乗れます。
ステップに背骨が通っているので内くるぶしを当てるとグリップが増す気がします。
左手軽く握ってブレーキ引き摺りスロットル開けたままヘアピンも楽しくクリア。
公道であんな走りをすることは有り得ないので良い経験になりました。
2ndにするのが楽しみです。

連れのFさんに、真っ直ぐ帰る?って尋ねましたら少し走りましょう、ってことに。
県道25号の細道を太平洋に向かって走り、松川浦で左右が海、というのを経験したかったのですが、Zumo550に登録したルートが走行中に幹線に切り替わってしまったらしく殆ど海沿いを走ることなく常磐道北端IC双葉から乗ることに。
Fさんごめんなさい。
次回はルート入れて行きますから赦して下さいね。

暫く走ると、いわき勿来~北茨城が事故通行止め、と出ました。
いわきナコソは東北道矢板から蕎麦処大子を経て福島茨城県境のワインディングを抜けて五浦海岸に抜けるお気に入りのルートで度々通りましたから迂回路に不安は有りませんが、途中で降ろされたら人生初体験です。
手前のPAで開通を待つか一旦降りるか相談して、降りるのも経験、ってことで進みましたら、折り良く開通。

オンボードで高速700km無給油はムリと出ました。
24時間営業を止めた中郷SAのJOMOで給油している内に通行止め渋滞も解消。
流石に19時を廻ると腹が減って来ます。
友部SAに寄るとレストランは行列。
軽食コーナーで豚生姜焼丼を戴きました。

第3走行帯を90kmphで走る不心得な小型車に追尾して左にどけて渋滞を解消してから第2走行帯を安全運転で快走。
三郷JCTから外環に乗り換えてFさんは草加、こちらは久々に川口東で降りて2130時に無事入庫。
675km疲れは有りませんが、HONDAが言うようにVFR1200Fで600kmランチしたら、パッセンジャーきっと晩御飯作るのイヤになっちゃいますね。
日本はワインディングが多くてホンと楽しめますが、渋滞が有るので気楽に走れるのは400km位迄でしょうか。

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