2010/04/13

2010/4/11 日帰りお伊勢参り…s/oドライアイで死に掛けました

2010/4/11
思い立って千km日帰りお伊勢参りに行くことにしました。
前日に日光昼食286km走ってましたし、夜通し1200kmが最長でしたから走行距離更新になります。
って伊勢神宮詣では口実で、川崎重工の試乗会が鈴鹿ツインサーキットで有るので、三重行って伊勢に行かないのはねぇ位です。
八百万の神様ごめんなさい。

前夜帰宅して仮眠しようとしたのですが、折り悪く階上の住人が土曜の晩ということもあってやかましくて眠れませんでした。
体を横たえて眼を閉じていたので疲れは取れましたが、余計に頭がボーっとしてます。
シャキッっとしないと死にますよね。
ジュースで血糖値を上げてもエンヂン掛かりません。
開会に間に合わなくても良いや、って割り切って土佐文旦を食べたら、剥くのに手間取って出発が0130時になってしまいました。

長旅の目的のひとつに後輪のContiTrailAttackを減らす、ってのがありますから東名は避けて中央高速を行きます。
夜風を浴びて脳を活性化しようと首都高を大廻り、山手トンネルでショートカットせず東京スカイツリーを左手に見て向島線から中央環状を外回り。
13℃の石川PAでウェア上下繋いで防寒。

中央道快調。
土日とは言え物流車が殆ど無くで不況を実感します。
11℃の双葉SA。
談合坂と甲府盆地の冷えを警戒しましたが、
曇らしく放射冷却なく、割に暖かです。
走行中最低8℃でした。

走り出すと暴走車が入れ替わり立ち代り現れます。
150で走る車に暫くついて行きましたが、80kmph規制されていましたし、旅の主目的は無事に帰ることですから130を超さないようにしました。
昔、ここは80位じゃないと危ないな、と思った赤色警告燈敷設コーナーを抜けたら休憩しようと思って走りましたが、行けども行けどもタイトコーナーが現れません。
結局フロントのゾウさん削ることもなくボーっと快走で中央道終了。

休憩のタイミングを逸して双葉SAから300kmノンストップで開会1時間前に鈴鹿ツインサーキットに着いてしまいました。
名古屋市内では、現地でこんな雨が続いたら試乗会中止だろうなっていう土砂降りに遭い、JCTコーナーのジョイントでフロントを持って行かれましたが、いつもどおり滑るに任せて転ばず立ち直りました。
幸い現地は雨上がりで時折お天道様が顔を出し、路面が乾いて行くのが判りました。

4輪の客は別として一番乗りはHONDAに乗る奈良と三重のおふたりで、小生は5人目でした。
開場直前になっても行列は伸びず、こんなんじゃ午前中に全車種乗れちゃうんじゃないの、と逆に主催者が心配になる程。

ZX6R
朝一番なので尖ったモデルはどうかと思いましたが、中央道のコーナーを無難に下って来た後なので無理せず乗ることにしました。
最後尾に並んでいたのが幸い、じわりじわりと後退して一気に右手首を返してみましたが、気持ち良く加速、ウィリーもテールスライドもしません。
ブレーキ当てながらコーナーに入りましたが不安なく、ホームストレートに向かってフル加速、追い越し禁止ってことで前のZX10Rのケツに向けて急減速、大きく左に振ってから右コーナーに入りました。
スーパースポーツでスピード出すの久しぶりってことで遠慮して走りましたが、僅か2周でこのバイクの血沸き肉踊る楽しさが判りました。

ZX10R
続けて乗ることが出来ました。
こっちは手首を返すと跳ぶんじゃないかと思う加速。
ブレーキが利くから怖くはありませんが、転ぶ訳にいかないので無理は出来ません。

6の方が廻せて楽しいです。
当たり前ですね。
DAEGは1時間30分待ち。
空いてるバイクが沢山有るのに2枚目は午後券を買ってしまったので乗れません。

1時間以上待ち時間が有ったので出店のヤキソバを買ってトップケースをテーブルにして食べました。
過日の富士宮ヤキソバより余程旨かった。
腹が減っていたというだけでなく、麺の表面がソースでベタ付かずしかし適度にしっとりサラッとしていて食感が良いのです。
若いあんちゃんが焼いてましたが侮れません。

それから愛馬をベンチ代わりにしてtwitterで呟いてたら川重の関係者が挨拶に見えました。
現地に居たらバレバレですね。

ZRX1200DAEG
ようやくです。
発進直後ブレーキでテールを流しました。
挙動が判り易いので不安はありません。
先導プロライダーのZ1000にDAEGで追いすがったのでブレーキが効かずにホームストレート看板からコーナー入り口まで後輪ハーフロック、GSでダート走ってる時の癖が出ます。
キャキャキャキャって音が続いたのでスタッフの方が焦ったかも知れません。

直前に乗ったのが10Rで同じ感覚でブレーキ掛けたのが間違いでした。
テールスライドは想定範囲内、ですがタイヤも比べ物にならない位グリップ低い訳で、もう少し慎重に乗るべきでした。

昼休みは午前から来ていた方々が次々帰って行きます。
ピレリジャパンの営業担当者からMetzelerKarooは在庫僅少だと訊いて早速ディーラーMCに発注。
地アイドルのショウも開催されてましたが、KAWASAKI乗りがネットで知り合ってオフ会ツーリングしてる仲間と知り合ってガソリンのクラスター分解だのマフラーだのタイヤだの話に華を咲かせました。
気さくな人たちが近くにいて幸いでした。
午後件の引き換えに並び、1400GTRの予約表を見たら2時間待ちでした。
仕方なく30分待ちで乗れるアメリカンに。

VULCAN900Classic
バンク角はどんなものかと、先導者が後続を気にして徐行なさってるんでレーンの幅いっぱいにスラロームしてみましたら簡単に左右のステッププレートをカリカリ。
それからコーナーはリーンインでバイクは寝かさず。
これは面白くない。
広大な大陸を真っ直ぐに走るためのバイクですね。
ブレーキが利くだけハーレーより良いですが、ただでくれても直ぐに売りに出します。

Z1000
主催者の配慮で先導車にしていたZ1000も試乗車に、お蔭で乗れました。
郡山試乗会で乗って楽しいのは判ってましたが、サーキットでレーンいっぱいに使ってスラロームすると更に良さが判ります。
1番人気なのは当然ですね。

1400GTR
ダメ元で予約カウンターに行ってみたら係員のご配慮で乗れました。
ありがとうございます。
ZZR1400より1400GTRの方が乗り易いかも、と郡山試乗会で思いましたがサーキットでレーンいっぱいにスラロームして寝かしてみると直ぐステップを擦ります。
あの車重で振り廻せるってことは良いバイクってことですが、R1200RTより車高が低い分バンク角は浅いかも知れません。
だけど楽しいのはZZR1400ってことになりますね。

主催者に御礼twitter送信して会場を後に。
津ICから伊勢道に乗って先ずは外宮へ。

拝観時間終了でしたが、元々伴天連ですから一の鳥居の外から日の本の明日を願って内宮へ。
ナビがへまして参道ど真ん中、車輌通行止めが解除されたばかりで人の溢れかえる路地を走るのもどうかと思って十字路でUターン。
一の鳥居に戻ってまたお祈りして終了。

広い駐車場を探したら「赤福」の茶屋を見つけました。
ZZR1400に乗る親友が赤福好きなんですけど箱売り土産は既に売り切れ、でもその場で食べさせて貰えました。
ん?っていう器に乗った3つでしたが、接客係の女性の立ち居振る舞いに無駄が無くて好感。
五十鈴茶屋」で筍飯を喰ったのですが思いの外旨くて嬉しい誤算でした。

20℃を切る様子だったので、サーキットで外していたスーツのインナーライナーを装着、軽く寒冷仕様にしてバイクを出すと、間も無くガス欠でインジケーターが棒引きになっています。
32L給油でした。
未明の100超え3時間で少し燃料消費率が誤算されたようです。

いよいよあとは無事に帰るだけ。
高速に乗って覆面PC遣り過ごし30分で少し眠くなったので早速SAに入って渋滞を前に休憩することにしました。
眼を閉じて全身虚脱しリラックスすること15分、そのあとtwitterに書き込むと頭がスッキリします。
半端に仮眠すると動きが鈍くなりますが、文章を書くと脳が活性化されるからでしょうか。

伊勢道亀山JCT四日市JCT間も東名豊田JCT岡崎IC間もネクスコ中日本が仕組んだ渋滞でした。
風も降雨も無しで50kmph制限して「速度低下注意」表示出すと生真面目な人は50で走ります。
経済損失大きいですね。

東名赤塚PAで休憩。
初めて走った伊勢湾岸道はとても巧く車線別速度制限50・80・100が奏功して良く流れてました。
数少ない物流車が80で流してるので105kmph出すと跳ばしてる気になります(笑
エコで良いですが、昔トラック群が105で流してたのは105がストレスなく走れるからだと訊いたことがあります。
途中路肩に停まって雨具を着込んでいる一団に遭遇。
危ないですね。
高速道路走行には雨具不要の防水ウェア着用を義務付けても良い、位に思いました。
ホンとStreetGuard3は楽です。
東名愛鷹PAで休憩。
御殿場越えに備えてグローブを換え防寒装備に。

丁度0時を廻った頃、桜吹雪を浴びて甘い香りを感じて直ぐに涙が溢れて来て眼が痛くなり、右眼左眼と順に瞼を開けられなくなりました。
105で第2走行帯を流していたので薄眼を開けて前走車のテールランプと左後方のヘッドランプを目安に左に寄せました。
路肩のガードレールが見えて停めましたが、第3走行帯を走っていたら、御殿場IC周辺の直線でなかったら今頃棺桶に入っていたかも。
念のため110番に電話して、周辺地域の劇物ガス漏出の有無について確認し、走行中のタンクローリーから気化したガスかも知れないってことになりました。
発進出来ないようなら救急車を廻そうかと言ってくれましたが様子を看ることに。
10分間程多量に涙を流したら眼を開けられるようになったので発進。
路肩で救出を待つ故障車が多い日でしたが、まさか自分の身に降り掛かるとは。

相変わらず眼は痛かったですが、右眼をいたわりつつ左眼主体で走りました。
下りコーナーも無事に通過、途中休憩も考えましたが、また見えなくなった時の左寄せを考えつつ家路を急ぎました。
首都高に入って右車線から大橋JCTへ、右スパイラルで下るのは普段ならなんてことありませんが、利き眼に不安が有るとキツイですね。
コーナーの先を見てれば良いだけなのですが、気を緩めると膨らみます。
一度前足で路側のエンボス車線を踏みました。

山手トンネルからは順調でした。
交通量も殆どなく、何とか無事に帰着、丁度24時間で1051km走破。
早速親友の眼科医にメールで尋ねたら当直中で直ぐに返信が来ました。
運転に集中すると瞬きが減ってドライアイになり角膜糜爛に至ったんじゃないかと。
前日は日光で花粉飛散量が年々増えているらしい杉並木を通り、サーキットでも伊勢でも花粉を浴びて角膜が傷付いていたのでしょう、御殿場の冷気を浴びて限界を超えたのだと思います。

何にしても無事で帰着出来て良かった。
ドライアイで命を落とす可能性もあるのを実感しました。

0 件のコメント: