2010/03/31

フル角Uターンのコツ

フル角Uターンのコツ

お気に入りで訪れるr12gsadさまのブログ「いつまでもアドベンチャーで!」にコメントしたUターンのコツ

GS-Aは重心が高いので小回りは殆ど寝かさないようにする。
サイドスタンドを出して停める角度までも寝かさない。
エンヂンがストールしてしまっても支えられる角度を予め体感しておきます。

ハンドルをロックまで切って、リアキャリアが視界に入る位まで頭を後ろに向けてから、そっとクラッチを繋ぎます。
すると車体がほぼ鉛直のまま旋回を始めます。
フロントブレーキレバーに指を掛けてはいけません。
前を掛けるとフロントサスが伸びてしまって、いざという時に脚が届かなくなります。
アンチノーズダイブ機構無しでもブレーキングでフロントが突っ張るテレレバーの特色ですね。

ってことはスピードコントロールは軽く当てたリアブレーキと半クラってことになりますので、着いた左足をフワっと浮かせるだけで済む左旋回の方が楽だということになります。
右旋回はクラッチも遠いし難しいので左旋回で自信がついてから練習した方が良いかも知れません。

右側通行の方が2輪車の構造上Uターンし易いことになりますね。
Triumphの旧車が左ブレーキ右シフトなのは左側通行に特化した構造ってことなのでしょう。

倒したら起こすの手伝って下さる方の周りを廻るってのも練習になります。
倒れそうになったら、その場でリアキャリアを支えて貰えます。

R1200Rならフルロックで足をついて「もう支えられない!」って位に寝かしてからクラッチミートすれば最小回転半径よりも小回りが利きますが、GSではパワースライドに自信がついてスロットル開け開けで廻れるようになるまで絶対しない方が良いです。

重いバイクは停止してから足を出さないとバランスを崩しますからスタンディングスティルの練習が必須。
発進の際にも足を上げてからクラッチを繋ぎます。

山田純さんからの受け売りですが…絶えずバイクをほぼ鉛直に保つ癖をつけると、ダートで発進時にトラクションを掛けた瞬間にサイドスリップしてしまっても対処し易くなります。

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