2011/02/26

2011/02/25 TriumphTiger800XC試乗

2011/02/25
TriumphTiger800XCに試乗して来ました。


Twitterでトライアンフ・ジャパンTIGER800/XC DEBUT FAIRをリリースしてましたので、調べたら試乗車が有るのはトライアンフ東京みなとが最寄なので例によってPCXでトコトコ。
ってか椿ラインでタイヤの皮剥いたので思いの外グリップ快調。
センタースタンド擦ってもスリップダウンしないの判りましたので安心して気持ちよくコーナーリング出来ます。


それはさておき…店長とっても素敵な女性です。
セクハラで訴えないで下さいね~(笑
Tiger800XC新車1台分GS-Aのパーツ買っちゃったので買えないけど乗せてくれますか?
って正直に打ち明けましたら、フェア初日に来て下さるだけで有り難い、って快く貸して下さいました。
都心なので渋滞にハマってなかなか戻れなくなる恐れがあるので試乗コースは設定されてないそうです。
桜田門を拝んで皇居周回することにしました。


顔は好みが分かれるところですね。
ギンギラお眼眼って感じで小生は異型2燈のGSが好きです。
GS-A擬人化して「今日も1日無事にありがとう」なんて声掛けます(ビョーキですね)けどホンとに顔っぽい顔だと怖いです。
人形供養しなくちゃ!って思います(笑


なんだかどこかで観たようなフロントアクスル周りですがF800GSとはアクスルシャフトの通し方が違うしフローティングローターは良く似てますがキャリパーはNISSINです。
2.50-21アルミリムでスポークは36本。
HP2Eは1.85-21の40本スポーク、F800GSは2.15-21こちらも確か40本スポークですから同じサイズ90/90-21のタイヤを組んで軽量化と多少リム打ちするリスクを負ってでもオンロードの操縦安定性を重視したのでしょう。
確かにグッと寝かせた時のフロントにはしっかり感が有りました。
かなりスポークの張力も高いのでしょうね。
カタログはMetzelerのKaroo(T)に見えますが実車はBSのBattleWingでした。
リアは4.25-17の32本スポークホイルに150/70-17こちらのサイズもGS/-AやHP2Eと一緒。
ビッグオフはこのサイズになるんですかね。
HP2EやR1200GS/-Aが4.00-17でF800GSが4.25-17なのはチューブレスリムのフランジにクロススポークを通す形状の違いが有っても全幅を揃えるためなのでしょう。
スポーク本数削って軽量化したは良いですが、ドカドカ走ってると強度よりも狂いが来て度々振れ取りに出さなければならないのではないかと心配です。

Odo45kmなのでタイヤだけは気をつけて下さいね~言われた通り、軽く踏んだらリアロックしてエンヂンストール、リリースして再始動。
エンヂンが温まっていれば楽々押しがけ出来そうですね。

ハンドルはストレートバーに近いですので、そのままトライアルっぽい乗り方が出来そうです。
手首の角度がキツイので慣れないとフル角転回は難しいです。
クラッチはワイヤー式。
後で訊いた話、ここ10年間の新作は全てワイヤー式だそうです。

シートは着け外しが楽です。
テールの錠を廻してパッセンジャーシートを外すとライダーシートはレールに沿って滑ります。
スペックには865mmと有りますがノーマルハイは900mm位有りそうです。
内腿の絞りが浅いので足つきが良いとは言えませんが、スタンディングでタンクを挟んでいる位置から腰を引いてシートが狭いと内股になりますから幅が広めなのも実用的です。
街乗りは低めにした方が楽でしょうけれど215kgとは思えないほど軽く感じられるので信号待ちでは片足でも不安はありません。 
結構硬めですので長距離乗ってみないと判りませんが適度に滑るのでダートで足を出したり信号待ちで半ケツ落としたりするのが楽ですね。

ステップはゴム着け外し至便でスタンディングに丁度良いペダル高さに早変わりします。
試乗ではラバーステップのままスタンディングで暫く走りましたが、右爪先を入れるとペダルの付け根を踏むことが出来ます。

リアサスのリンクがスキッドプレート面一なのでガレ場に行く前にアンダーガードは強化した方が良いでしょうね。
ノーマルのまま白馬のヒルクライムにチャレンジしたらスキッドプレート割るだけでなくリアサスリンクがもぎ取れる可能性アリです。
2009年にスウィングアームピボット破断で自走出来なくなった気の毒なGSが想い起こされます。
ウィリーのまま急坂登り切るとかストッピーで後輪浮かしたまま急坂下るなんてプロライダー並みの走りが出来るようになりたいですが、これ以上GS-A壊せないのでおとなしく走りましょうか。

並列3発をオフロードに持ち出すのは如何なものかとお思いの向きも少なくないでしょうが、このトリプルで是非ともダート走ってみたいです。
マルチの滑らかさとツインの鼓動感の良いとこ取りなので低μ路でも乗り易いと思います。
皇居周回内廻りでは不用意にタイトコーナーに入ると曲がらね~!って位に直進安定性が高いので吊しでダートに行ける感じです。
勿論腰を切ったり肩を入れたりすればちゃんと寝ます。
キャストホイルモデルにも乗ってみたいですね~。
F650GSはディーラーMCでタイヤの皮剥きを仰せつかって一般道700km一気に走りましたが、同じような乗り方出来ますかね~。

Tiger800XCがF800GSにオフ車として明らかに劣るとしたらリアサスリンク位しか思い浮かびません。
長く乗ればあれこれ不満は出るかも知れませんが、今日気になったのはスロットル開度が小さいのでダートではGSより虎の方が繊細なコントロールを要して疲れるかもな~位ですね。
先日乗ったKTM990AdventureのABSは不安になる程制動距離が伸びましたがTriumphのABSは評判悪くありませんしABS装備モデルも試してみたいですね。


それはそうと小生の次の乗り手はナント新潟からのお客様でした。
新潟県にはTriumphディーラーが無いので幾人かお客様がおいでになるとか、ってか沖縄の方もいらっしゃるそうで地元でメンテがどうにもならない時は船便で送って来られるとか。
離島は何かと大変ですね。
試乗済ませてTweetしている内に戻られてしばし談笑。
その方がお帰りになって、タイヤについてあれこれ店長とお話ししました。
丁度小生が乗っている間にグリップ商事の営業さまが現れたんだそうで…お話ししたかったですがまた機会も有るでしょう。
英国では指定タイヤがKarooだそうですが、日本ではKaroo(T)しか手に入りません。
2011/01/16 履きたいタイヤが亡くなっていく~」などお役立て戴ければ幸い、とメールを差し上げたりしてお店をあとにしました。


東大前経由で慣れた道を戻り、ディーラーMCに寄ったらF800S乗りのMさまが店長に掴まってました。
袖ヶ浦フォレストレースウェイ開催の「サーキットミーティング前にK1300Sの馴らしを終えておきましょうよ」って、こちらのかたはかなりライテクが素晴らしいのでKなんか乗られた日には手が着けられないかも(笑
全くその気も無くて店に寄ったら見積り出来ちゃって、ってKマジックです。


GS-AのARTHブレーキローターもPCX用らんまるローターも入荷予定遥かに過ぎても入らないし~日頃の行ないが悪いんですかね。
早くGS-A乗りたいです~。
闘病で3箇月間、車検入庫で1箇月間乗らなかったらどんだけ下手になるんだか~。
でも新作に乗せて貰えたし久々懐かしいお顔も拝見出来たし今日も良い日でした。

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