2011/02/13

2011/02/13 40本スポーク21インチフロントホイル完成

2011/02/13
40本スポーク21インチフロントホイル完成しました、って未だブレーキローター届きませんが、フォーククランプをワンオフで削り出して貰わなくてもギリギリ装着可能なことだけは確認出来ました。
ここまでホンと永かったです~。

昨夏白馬のヒルクライムは何とか登り切りましたが、下から声援を送って下さった皆さまハラハラドキドキご覧になったテールスライドよりも乗ってる本人はフロントが雨上がりの柔らかい草原に刺さるなぁ、って方が実は気になってました。
フロントリフトすればいいじゃん?って前を上げるとフルパニアでただでさえ過加重ですんでズルっズデ~ン?手ラクションコントロールに気遣ってるのが無意味になっちゃいます。

HP2Eいいなぁ~なんて思ったりもしますがテレレバが良くてGS-A買ったのに罰当たり…テレレバに21インチホイルが着けば良いのに思っていたら有りましたWunderlichのインチアップキット。
R100GSのクロススポークリムにGS-Aのハブが組んであります。
少し上に逃がしてタイヤのクリアランスを確保したジュラルミン削り出しのフォーククランプにはブレーキオイル分岐が備わっていませんのでブレーキホースもセットになってます。
それと大径フェンダー。

註文したら2007年式には出荷しないとの返答。
ABS1用のブレーキホースしか用意が無いとのこと。
ABS無効にしてダート走る訳ですから何ら問題無いのではないかと思いきや前を掛けると後も掛かる便利な制御もダメになりかねないらしく簡単には片付きません。
ホイルだけなら出荷するとのことで、タイヤが現行フェンダーに当たってホイルが廻らなければフォーククランプに袴を履かせるかワンオフで削り出して貰うか改めて考えることにしてダメ元で註文することにしました。

背中を押して下さったのはこちらの方々
先ず「Marlowe」さまが「エルフのしっぽ」さまのR1150GSがどうやら21インチアップされているようだと教えて下さいまして、フェンダー加工だけで取り付け可能なのか否かメールでお尋ねしましたところ、
〒563-0213 大阪府豊能郡豊能町切畑847-2 バイクショップ ELFmotorrad ℡&fax 072(739)-1166
関猛志さまと福山勉さまから叮嚀なご説明を戴きました。
趣味でGSでトライアル競技をなさっておいでのご様子ですが、お客様にお勧めするものではないと前置きしてことでしたが、投資に見合う乗り味になるのではないかと思った次第。
この場を借りて御礼申し上げます。

実はホイルが来てからがまた永かったのです。
ベアリングは打ち込んであるとのことでしたがダストシールが着いていません。
ダストシール無しでもカラーを当ててフロントアクスルを挿してしまおうと思ってタイヤ組んでしまおう、と思いきやバルブが孔を通りません。
純正ホイルは2.50-19でビード落とし部分が広く取ってありますので一般的な11.5mmΦのバルブ孔で大概のゴムバルブが取り付け可能ですが、1.85-21リムは何せ細いのでバルブ孔も8.5mmΦでした~。
ダストシールとR100GS用バルブを註文してタイヤ組みオアズケです。

バルブとダストシールが入荷しました。
ところがバルブの中側オーリングが細過ぎて摩擦が足りず共廻りしてしまって締め付けられません。
これではエアが入りません。
丁度入庫していたHP2Eはゴールドアルマイト仕上げでしたがリムは製造元もサイズも一緒。
観ればバルブに新たにワッシャが追加されていたりして加工されています。
もしかしたら工場出荷時も空気が入らず加工されているのに部品が未改善なのか知らん。
純正なのに~持ち帰って拙宅在庫のオーリングを追加しようということに。
まぁタイヤが組めてもクラッチ交換でセンタースタンドも無いのでどうしようもなかったんですけど(笑
記念撮影ほぼ全バラの愛馬がエンヂンブロックと前輪だけで立ってます。
或るメカニックが「鶏ガラみたい」って言ってました(巧

帰宅して工具箱を漁っていて馬鹿らしくなりネットでバルブを検索していたら有りました!流石ゲイルスピード!ホイルとバルブが別売りです。
アルミ製アルミ色と黒が有りますので迷わず黒をポチっと。

来ました!
頼んでもいないのに佐川急便の顔馴染みドライバーさま朝イチで持って来てくれました~!
早速というかちょっとだけKTMディーラーに立ち寄ってオレンヂキャップを註文して…
ディーラーMCメカニックの皆さま日曜日多忙の処に我儘な客参上でごめんなさい。

バルブぴったし案の定ビードはなかなか上がりませんでしたが幾度か空気を入れたり抜いたりしながら90/90-21タイヤ組み上げて貰いました。
愛馬も丁度クラッチ交換を終えてサブフレームもリアホイルも元通りになっていましたので、ブレーキローター無しで廻りを確認させて貰うことに。
センタースタンドを支点にエンヂンブロックをリフターでリアタイヤが接地してしまうまで前を上げます。
前軸18mmアップって結構矢場いです。

ドキドキします…けど何とか着きました。
存在感が凄いです。
廻してみるとフェンダーの前側は殆どクリアランスが無くてタイヤの金型空気抜き穴で出来た髭がサワサワ当たります。
後側は10mm程、前側5mmというところでしょうか。
けど全体的には問題なく廻ります。
オンロードモデルなら全く問題無い範囲でしょうが小石を巻き込んだらフェンダーが割れそうです。
泥濘地走り易い筈なのに泥が詰まって前が止まってコケそうです。
ELFmotorradさまのR1150GSはインナーフェンダーの前側を切り落としてあるのですが、石を巻き込んで割れたから切っ飛ばしたと仰せになった訳が良く解ります。
メカニックのTさまと「切っちゃおうか」「切るとオーバーフェンダーの下に着けてあるHIDのバラストにヒットしそう」「割れてから考えよう」ってことで今日のところは19に戻して終了。

ARTHステラブレーキローターが届いたら組み上げて駐車場でクルっと廻ってみてセンタースタンドやらサイドスタンドやら使い勝手を確認して直ぐ外してGSチャレンジ用に温存です。
試みにホイルバランス取って貰ったらウェイトゼロでした。
Karoo2(T)優秀です。

しかしながら良い子の皆さまは真似なさらないで下さいね。
乗り味試したかったらGSチャレンジの会場でお声掛け下さい。
腕に憶えの方にならガレ場などでしたらお貸ししますので。
因みにリアショックが抜けたのでオーリンズに換装してシート高は930mmになる見込みです。

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