2011/02/20

2011/02/19 借りたKTM990Adventureが不調で…03/10燃料カットの原因が特定されました!

2011/02/19
愛馬車検通すのに整備が予想外に長引いているので02/20房総方面ツーリングに参加するのにKTM990Adventureを借りました。
ところがこれが不調で…。

KTM125DUKE申し込んだ鳩ヶ谷から浮気してDucati東京大田へ。
バイク返した後で連れと呑むのが目的で地下鉄90分の旅。

試乗に幾度か借り出されただけでOdo60kmピカピカの新車でした。
跨ったらベタ足でなんだかこのままダート走れそうな位Pirelliスコルピオンタイヤの空気圧が緩い気がしたので馴らしで走るには…ってMaxLordだろうって前220後250kPaまで充填、ミラー増し締め、光軸調整して貰っていざ出発。

程よく首都高が渋滞してましたので一般道より馴らしに向いてるかな~って目黒線から乗りました。
先ず中央環状線内回りを5周してレインボーブリッヂ経由、辰巳JCTのPAでトイレ休憩と定常円旋回と8の字スラロームのお稽古です。
ところが目黒線からC1に合流したところで突然エンヂンストール、シフトミスかな~って思ってクラッチ切ってセル廻して再始動無事に乗り切りそのまま走行、今度はC1羽田線分岐の左下りコーナーでストール後輪がロックしてテールスライドすかさずクラッチ切って惰性で廻ってバイク起こして再始動。

峠をトラクション切って惰性で下る練習したのが生きました。
何が役立つか解りませんね。
両手放しで緩いコーナー下ってみな言われた師匠ありがとうございます。

渋滞が始まったところでハザード出してゼブラゾーンでショップに電話、メカニックに誤爆?って訊いたら「昔はありましたけど最近は訊きませんね~」言われるので、KTMはギャロップエンヂンだからトルク抜けることも有るわな~位に軽く考えてそのまま走り続けました。

低速回転が不安定なので定常円旋回も8の字スラロームもおっとっと半クラ多用しないと廻れません。ってかハンドルの切れ角が愛馬GS-Aに比べものにならない位狭いのと前21インチホイル履いているので当然曲がり難いし、エンヂン当たり出てないから仕方無いかな~位に思って外廻りに向かいます。

箱崎付近に差し掛かる頃にはほぼ渋滞解消、快調に3000~5000回転の範囲で1~6速満遍なく使って繊細なスロットルワークに気を遣いつつ周回を重ねます。
外廻りも5周して銀座で降りて半蔵門経由で四ツ谷の例のラルゴへ。
Rental819新車が当たったんで首都高で3時間馴らしたって言ったら失笑を買いました。

食餌済ませて冷えた体を紅茶で温めていざ帰宅という段になって燃料警告燈が。
最寄のスタンドで給油せねば…市ヶ谷の油屋釣銭が出ないと書いてあったので次のスタンドで給油、って後楽園方面に向かったらエンヂンが怪しくなって来ました。
ストンストン、ガス欠?
スラロームしてタンクから燃料ポンプにガソリン送って再始動しますが春日の交差点過ぎたところでいよいよ動かなくなりました。
シェルのスタンド終わってます。
周囲のスタンド調べたら皆閉店あっちゃ~
仕方なくJAFのお世話になることにしました。

ハイオク10L1,500円はお買い得?
普段750kmも走れるバイクに乗ってると給油急迫の感覚が無くて迂闊だった思いましたが、あれっ?
右のタンクにはほぼ満タンガソリン残ってます。
引渡しの際の説明だと左右のタンクはパイプで繋がっていて均等に減るってことでしたが…取り敢えず左のタンクを満タンにして蓋して右の液面が変わるか確認です。
変化なし…って、おまけに燃料警告燈なかなか消えないし、エンヂンかかったけどアイドリング安定しないし、警告燈全部点燈もしやFI不良?Odo僅か245kmまだ185kmしか走っていないのに~!
朝まで待っても解決しないので再び走行不能になるの覚悟で拙宅に戻ることにしました。
トランポ呼びましょうか?心配して下さったJAF東京中央の岡さまに感謝。

プスンプスンバリバリいいながら車速が安定しませんが、何とか拙宅まで20km程走り切りました。
駐車場へのスロープ登り切ってしまうと万一Rental819に引き揚げに来て貰うことになった時に困るので路駐です。

ネットで調べてみたら有りましたリコール情報。
KTM 「外-1416-4」リコール
燃料タンクの構造が不適切なため、左右の内圧が均一でなくなるものがある。
そのため、そのまま使用を続けると、燃料供給が適切に行われず、エンジンが停止し、再始動できないおそれがある。
また、燃料ンクの内圧が異常に上昇した場合、ガソリンキャップを開けると突然ガソリンが噴出し、最悪の場合、火災に至るおそれがある(R+編集部)
型 式:990ADVVA449
通称名:990Adventure
番 号:VBKVA44026M916201 ~ VBKVA44027M935333
全車両、燃料タンクに左右の内圧を均等にするためのコネクションホースを取り付ける。

リコール対策が不充分だったのかも知れません、左右のガソリンタンクの液面高さに差が有ったのでFIに送られるガソリン量が不安定だったのでしょう。
KTMはギャロップエンヂンだから誤爆も有るわな~って軽く考えてましたけれど、高速コーナーリング中にエンヂンストール、後輪ロックしてテールスライドってスリル満点…なんて冷静に考えれば初心者なら転倒して後続車に轢かれて死んだかも。
新車借りる時はリコール対策済みか確認せねば、ですね^^


2011/03/10
不調の原因が特定出来た、とKTM埼玉南から電話連絡が有りました。
■燃料ポンプが充分アースされていなかったので、ストールは燃料カットによるものだろうとのこと。
Odo60kmまで短距離試乗ばかりで想定外の振動がネジを緩めてしまったのでしょうか、これはサービスキャンペーンになるかも知れませんね。座面さえ接触導通していれば充分ですからネジ留め剤注入で完了でしょう。
■2分割燃料タンクのバイパスチューブが適切に流通していなかったので2007年のリコールと同様の症状に至ったのだろうとのこと。
走り出して一気に180kmも殆ど休憩無しに走ったオーナーが居なかったのか…そんなこと有り得ないでしょうから個体不良なのでしょうが、計算上350km程度は無給油で走れる筈なのに右から左に適性圧で燃料が移動してくれず航続距離の半分も走れないというのは困りますね。
何にしても原因が特定出来たので何よりでした。楽しいバイクなんでとっても惜しいです。

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