2010/06/06

2010/6/05 GSChallengeの下見に乗鞍日帰りして来ました。


2010/6/05
彩遊MotoClub有志の米沢裏磐梯ツーリングが諸般の事情によりキャンセルになったのでGSChallengeの下見で乗鞍日帰りして来ました。
それにしても通行止めが多くて往生しました。

普段R1200GS-AなのにアルミキャストホイルにTouranceEXPを組んでエアぱんぱん規定値を超えて前後300kPa詰めて、おまけに前後サスを最硬にして峠を攻める日々なので、いきなりKarooにタイヤを換えて走ったら転ぶかも知れないと思って、とりあえずエアを前220・後ろ250kPaまで落としてサスも最軟に。
で高速道路でKarooのキャラメルが減るのは宜しくないので下道で往復することにしました。
別のバイクになっちゃいますね。
切り返しは緩くなるし加減速で挙動は大げさになるし。
シートが下がって両脚ベタになるしサイドスタンド延びて引っ掛かるし、信号停止でピッチングが増して、足つきが良くなったのに気を遣います。

往路は国道17号高崎手前藤岡市内で県道乗り継ぎ国道254、内山峠でフルバンク中に対向バイクに手を振ったところで路面のジョイントで前後ドリフト!ヒャーっ。
エア圧下げて再グリップまで時間が掛かるの忘れてました。
スロットル開けて立ち直りましたが、あんなところでコケたら笑われます。
道の駅「ほっとぱ~く・浅科」で昼食。
国道142号に乗り換えて和田から美ヶ原スカイラインに上がろうと思ったら「松本方面には通り抜けられません」って看板見つけて断念。
和田峠を越えて下諏訪へ、そこから国道20号で塩尻へ、国道19号で木曾大橋まで行って国道361号で「オケジッタスキー場跡地」に到着。
ここまで見込み通り休憩昼食込み8時間でした。

BMWMotorradJapan主催、三橋淳プロが講師の40人限定GSTrophyAcademyですが、やけに人が少ないので尋ねてみると14人しか集まらなかったんだそうです。
日常会話には困らなくてもバイクの乗り方英語でレクチャーされるってんで遠慮した方が多かったんでしょうか。
こんなに少人数なら申し込めば良かった。
迷っている内に申し込み期限5/25を過ぎて、申し込みが6/03まで期限延長されたの気付かなかったのが悔やまれます。
オケジッタスキー場跡地、緩斜面1枚バーンなので子供とソリ遊びするとか、スキー始めたばかりの子供に教えるには良さそうですが、ちょっと滑れるようになったら面白くない。
私ならイラっとして上から下までスケーティングするかも、廃業するの解ります。
HAKUBA47の最終斜面よりよっぽど緩やか。
恐らく平均斜度10度有るか無いかでしょう。
バイクで走るには良さそうです。
箱は綺麗に残されているし、良い会場を探し出されたものです。
とは言え6/19のGSTrophy予選会本番とは異なるこのトレーニングセクションでさえ木の切り株は転がってるし枯れ草の下に水は流れているし、全てキャンバーターンですから難しいことには変わり有りません。
丁度レクチャー終了時刻に到着したのがラッキー、フリー走行で転倒した方の引き起こしを手伝いにセクションに分け入っても叱られませんでした。
2008会場みたいに乗り損ねると廃車になるようなことはありませんが、転倒して切り株にヒットすれば保安部品とかミラーとか取れちゃうこと位は有りそうです。
本番予定地を視察して来られた方のお話を伺うことも出来ました。
枯れ草の下を小川が流れているところが多いそうです。
スキー場でクラストを踏み抜いて雪の下を流れる水流に呑まれて溺死することが有るそうですが、ここも土に保水力が無くてそういう感じなのでしょう。
アメリカ予選会の写真に泥沼にハマって廃車のシーンがありましたが、マフラーに泥が詰まることは無いとしても、タイヤのブロックに泥がへばり付く位は有りそうです。
それにしても眺望は抜群。
競技中に遠くの山々を望む余裕なんて有りませんけど。

走る方がいらっしゃらなくなったので、お先!して競技場を後にしてキャンプサイトに向かいました。
結構良いペースで走ってたんですが、後ろからHP2が迫って来たので譲って追走。
巧く足を出してテールスライドしながらグイグイコーナーを攻めてました。
競技用キャラメルタイヤ、本番に向けて新品に履き替えるのでしょう、それにしても巧い人は居るもんです。
TouranceEXPのグリップ走行でついて行くのが大変でした。
ここまでボーっと走ったら30分はかかりますね。
全面舗装されていますが路肩には枯れ葉が浮いてますし、ところどころ舗装は割れて未補修ですし競技後の疲れで急坂ヘアピン辺りで転倒するヒトが出てもおかしくないので要注意です。
無印良品南乗鞍キャンプ場に着いてみますと、巧いこと木立を利用して区画整理してあります。
嬬恋よりも風情は有りますが、その分虫が多い。
ほんの5分間滞在しただけでアブだのハエだのに纏わりつかれて困りました。
防虫装備必携です。
炭火を起こしてらっしゃるオフィシャルに挨拶して、後から登って来る参加者に手を振り、家路を急ぎます。
少なくとも野麦峠は陽の有る内に越したいですね。
高根乗鞍湖から野麦峠に向かいますとどんどん気温が下がって来ました。
18時の野麦峠は12℃でした。
伏流水が路面に流れているところは予想外に滑ります。
気温は二桁ですが水は氷点近くで過冷却なのでしょう、タイヤに切り裂かれるとミクロの氷が出来るのかも知れません。
上高地を左に見て梓湖から松本市へ、市内の渋滞は土曜の夜なのに然程ではありませんでした。
国道143号で一気に上田に抜ける筈が、何と峠は全面通行止め。
東条ダム湖から西条坂北と篠ノ井線に沿って県道12号で迂回、国道143号に戻って上田市で国道18号に乗り換えてからは順調でした。
高崎で夕食、位に考えてましたが目当ての店が閉まっていたのでそのまま国道17号、深谷バイパス利用して快走、熊谷辺りで気合の入ったレガシーがどけどけオーラ満載で疾走するので追走したお蔭で結構良いペースで走れました。
零時前に拙宅到着。
143号の通行止めで長野道に乗っちゃおうかなって気持ちがグラっと来ましたが初志貫徹、15時間で約640km本日も無事に走破、感謝です。 

2 件のコメント:

r12gsad さんのコメント...

一足お先に下見ですか!
絶好の天気だったようで羨ましいです。
キャンプ場もイケてそうですね。

そろそろ申し込みをしようと思います。

ViveLaBibendum さんのコメント...

r12gsadさま
群馬の往路と長野岐阜は緑が眩しい程の最高の天気でした。
横川から高崎位まで雨らしい雨に降られましたが視界が悪くなる程ではなく全行程快走出来ましたから御の字です。
4輪でお越しになるようでしたら申し込みの際にお車の大きさを申告なさっておいた方が無難です。
念のため。