2010/06/21

2010/6/18~20 GSChallenge不完全燃焼

2010/6/18~20
GSChallenge2010」は不完全燃焼でした。
あ゛~っ。

Karoo初めて履きました。
ラジアルのキャラメルタイヤは25年以上前にMichelinのトライアル用タイヤをTLR200に履いて以来です。
パターンノイズは観光バスのスタッドレスタイヤ以上で轟轟。
グリップする訳ですわ。
Karoo(T)とは全くの別物ですね。
コーナーリングの度にリアタイヤがグニャグニャよれてオーバーステアリングになりますが直ぐに慣れました。
パニアトップにキャンプ用具工具一式呑み水満載にして過積載でも気付いたらショルダーまで使ってコーナーリングしてました。
ちょっと走って休憩するとタイヤが焼けた匂いがぷ~んと(笑
ダート以外は規定圧で走ってるんですけどね。
スタッドレスタイヤでスキー場までドリフトして駐車場でタイヤの焼ける匂いに驚いたの思い出します。
雪や氷が相手なのに滑ると加熱するもんなのですねタイヤって。
ましてダートでもグリップするコンパウンドがアスファルトで熱せられれば焼けるの当然。

夜通し走って受付済ませていきなりダートツーリングやSkillChallengeでは怪我しそうなので前泊することにしたのですが、タイヤの皮剥きも兼ねてメトロディーラースタンプラリー2箇所経由一般道380km走って高山市の「OakHills」へ。

道の駅「両神温泉薬師の湯」は案の定オープン前でスタンプ押せず。
近々秩父方面に彩遊MotoClubツーリングが予定されているので改めて訪れることにしました。
道の駅「美ヶ原高原美術館」は美しくありませんでした。
風光明媚、彫刻も美しいのですが…。
アクセス道路はアスファルトが剥げていて所々孔が空いていますからS1000RRなんかで行ったらアンダーカウル割ってしまうかも。
GSにキャラメルタイヤでもスポークホイルで吸収し切れずタイヤ切っちゃうかもなんて思いつつグイグイ峠を登っていくと黒い雨が…。
小蝿の大群でした。
屎尿処理に失敗したのでしょうか、草原が蝿の大群でどうにもなりませんでした。
スタンプ押してサッサと離脱。

松本から高山市に抜ける安房峠は未だ冬季閉鎖で仕方なく安房峠道路を利用。
シートを外してETCカードを抜いて…。
割り引きしてくれるなら無線機導入して欲しいですよね。
たいした雨にも降られずに宿に到着。
OakVillage」のショウルームを見て部屋でひと休み。
ひと風呂浴びて「OakHills森のレストラン」で夕食。
とにかく旨くて嬉しい誤算。

8時からの朝食を遠慮して7時前に出発。
無印良品南乗鞍キャンプ場に向かいます。
夜の土砂降りが嘘のように雨が上がりました。
テント設営時に雨が降っていないのは有り難い。
濡れた芝もグランドシートで問題なしです。

SkillChallengeの会場に行ってみると既に大行列。
GSTrophyの予選はぬかるみ50m位先のパイロンまで5秒以内で加速して急制動するだけでしたがコレがなかなか難しい。
例年通りケースフル装備のままで行ったので腕も無いし転ばずに止まれただけで良しとせねば。
三橋淳さまには「過積載」って笑われましたが、カタログ装備のままで過酷な走りが出来なければ意味無いじゃんってのが信条ですから…。
昼まで待ってSkillChallengeは全然順番が廻って来ませんから昼食済ませてコマ図ツーリング1本走ってから会場に戻ることに。

昼食は朴葉鮨と冷たい掛け蕎麦。
GSChallenge史上最も旨い飯でした。
って今までが酷かったのも有りましたが単に旨かった。

コマ図ツーリングにG650CountryにKaroo履いた先輩と、ノーマルタイヤでエアインテークまで傷だらけのF800GSの若者を伴なって向かいました。
ダートに入ったら前夜の雨で濡れた砂利が滑って急坂はKarooでも前に出ません。
サイドスリップに気遣いながら慎重にジワっとトラクション掛けて登ります。
下りはフロントが刺さることもなく勢いで走れましたが、拳大の石がゴロゴロ浮いていてコーナー手前でグッと減速しないと崖下転落アリ。
場所によっては停止してスタンディングスティルからパワースライドで曲がる感じ。
例年になくヘビーなダートは10~50kmphで何とか転倒せずに通過。

間のオンロードが長い。
SkillChallenge受付終了時刻に間に合いませんでした(泣
試しに丘を登って木立の間を抜けて泥濘を下るセクション1を試してみましたがノーミス、ってオフィシャルが見てる訳じゃないからリラックスして走り切れただけなんでしょうけど。
今年こそはファイナリストに、なんてKaroo履いて気合入ってたのに、ラーメン屋でも並ぶの嫌いな性格が災いしました。
昨年まではダート走ってる内にトライアルセクションが空いて来たらSkillChallengeに挑戦することが出来て大行列なんて無かったのですが…。

GSTrophy予選は数人でチームを組んでバイクを押して丘を登るとかオリエンテーリングで宝を探し出すとかライテクだけでなく知力体力英語力を問われる内容であったそうです。
ファイナルはフル角タイトターンのパイロンスラロームに続いてドロドロずるずるの草原をコーステープを切らずに走り切ってステアケースを登って再びパイロンスラローム。
完走なさったのは僅かおひとり。
リアホイルの空転が少なくてトラクションの掛け方が滅茶苦茶巧いのが解りました。
3人が南アフリカに派遣されるのですが、残るふたりはスタックや転倒するまでの距離が長かった方。
過酷でしたが折角なので走ってみたかった。

夕食は飛騨牛鍋と山の幸弁当。
旨かったけれど何処でも喰える昨年のメニューと違って岐阜に来てます感が有って良かったですが、前夜の食事が旨過ぎた。

で食後に山田純さまとあれこれお話しする機会を得ましたが、SkillChallenge予選セクション1ノーミスの方は殆どいらっしゃらなかったそうで、まぁ返す返すも残念でした。
などと言いつつ水溜りの中を進むセクション2で水没していたかも知れないし…。
低速ウィリー本気で練習して来年こそはファイナリストになろう。

W杯蘭日戦のテレビ中継まで用意されて至れり尽くせりでしたが、雲の切れ間から星空が綺麗なここまで来てテレビ見なくても良さそうなものだなぁと。
テントサイトに戻るとキャンプ熟練組みが炭火で料理してました。
火起こし手伝いつつ肴を戴き酒をあおって日付が変わった頃に就寝。
乗鞍でありながら嬬恋よりも暖かくてシュラフを掛けて寝ましたが3時過ぎに冷え込んで眼が醒めました。
シュラフに入りなおして2度寝です。

寝ている間にまた雨でガレた林道が濡れましたので、ヘロヘロになって都心の大渋滞はキツイということになり、SkillChallengeファイナルを見て帰ることに。
ファイナルはGSTrophyファイナルのコースを短くしただけで急坂を下って直角コーナーを曲がって泥濘の坂を登って帰るだけでしたが、坂を登れずにリタイヤするチャレンジャーも。
それにしてもファイナリスト皆様巧いものですね。
GSなのにオーディオフル装備でフロントヘビーの愛馬でケース着けたまま完走するのが目標ですが、前輪接地させていては刺さって登れそうにない坂でした。

往路ソロで良くぞ無事に着いたものだと驚く程に過積載のKaroo履いたF650GSを4台目にして5台の護送船団方式で帰ることにしました。

信州伊那谷、道の駅「南アルプスむら長谷」で五穀米のハンバーグランチを戴きスタンプ帳にひとつ加え、諏訪南ICから中央道に乗りました。
パニアケース着けて30km渋滞を列に並んで歩く位の速度でジリジリ前に出ますが見る見る油温が上がって来ます。
双葉SAと談合坂SAで休憩して、パニア着けている時は絶対すり抜けしない派の方々には先に出て戴いて、すり抜け初心者に周りの車をびっくりさせない心得を伝えてmax40kmphで間を抜けることに。
八王子JCT手前までのトンネル渋滞と圏央道経由関越道の所沢練馬間の渋滞をすり抜けて外環使って無事走破。
ディーラーMCに寄ってみると閉店後でしたが次のツーリング企画の打ち合わせ中でした。
22時まで滞在して帰宅。
2泊3日918km無事に走破出来ただけでも感謝ですが来年こそは…。

Zumo550のログでコマ図ツーリングルートの走りを検証してみましたが、あんなにゆっくり走ったのにダートほぼ区間目標時間通り、全行程リエゾン目標所要時間は下廻ってました。
出発前の読みが悪かっただけでした。

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